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名無し祭り'11 全作レビュー
レビュー公開:5月16日 午前2時
No.37にちょっと直レスポンスあったのでコメント転記
今回、とりかかりが遅れてしまった影響で、レビュー公開が大変遅れてしまいました。
まずお詫び申し上げます。
そのかわりといってはなんですが、出来る限り細かくレビューしたつもりですのでご容赦ください。
全体のレベルが底上げされているせいか、レビュー自体もかなりたいそうなものでした。
もしよろしければ、自作品以外にも目を通していただければと思います。
疑問とか文句とかありましたら連絡ください。
誤字脱字ご容赦ください。
評価は100点満点です。
採点基準は
・四分間隔・ズレ 25 ・譜面 75 展開・構成 30 配置 30 リズム感・調和 15 (「調和」には倍速表記等の配慮も含みます) ・主観点 0点基準 (基本的に、気に入ったかどうかの判定です) |
以上のようになっています。
細かいことは抜きにして、最低でも40点はあってほしいところ。
基本的に満点を基準に、加減は2点単位で行っています。軽微な場合は1点単位です。
(項目をまたぐ指摘の場合は、全項目あわせた点数が2点単位になるようにしています。)
ただしズレに関しては、四分間隔ミス:5〜15点減、局所的ズレひとつ:2点減で行います。
(基準:ずれてくるまでの時間 30秒以内:-15点、1分以内:-10点、それ以上:-5点)
5keyの3個押しに関しては減点、7keyの3個押しは場合によります。
--項目の説明--
<調和>あらめ・・・全編にまたがる雰囲気
<展開・構成>ふつう・・・部分ごとや全体を俯瞰したときの配置の流れ、変化
<配置>細かめ・・・局所的な配置のフィット具合
程度が非常に良い場合は、項目満点を超えて採点することがあるかも・・・。
知っている曲には●をつけました。
一部の作品は、習熟不足により満足なレビューが出来ないかもしれません。
予め、謹んでお詫び申し上げます。
満点の半分を基準にして増減させることも考えたのですが、
点数減少の指摘のほうが多いと思われたので基準は満点にしています。
減点は前回よりも甘いかもしれません。
ちなみに自分は、片手プレイヤーです。
<凡例>
(番号) (作品名) (key)(制作者トリップ) | 100 |
ズレ等 |
展開構成 |
配置 |
調和 |
主観点 |
25 |
30 |
30 |
15 |
20 |
||
(レビュー内容) |
<点数分布>
100 0 90〜 10 _______________↑かなり面白い 80〜 11 _______________↑けっこう面白い 70〜 12 _______________↑それなりに面白い 60〜 5 _______________↑プレイ中に一部疑問をもつかも 50〜 2 _______________↑微妙 40〜 0 ↓・・・・・。 30〜 2 20〜 なし  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄↓かなりヤバい。 10〜 なし 〜10 なし ----------------------- クリア不可 1 ----------------------- レビュー対象 42 ----------------------- 平均 77.595 |
ズレ等 |
展開構成 |
配置 |
調和 |
19.268 |
25.535 |
22.738 |
11.279 |
ズレ満点、譜面の得点6〜7割として、だいたい70〜75点くらいを目安に採点しました。ですので、以前より上位層多めです。
あんまり上位に固まると優劣つけがたいのですが、そこは主観点で判断していただければ。
また、70点台と80点台とのあいだの隔たりは結構あると思ってください。
下で述べますが、ズレチェックはかなり厳しく行っています。
<ズレ点数分布表>
25 8 20〜 11 15〜 19 10〜 3 5〜 0 0 2 ----------------------- 平均 19.268 |
15点未満ならレッドゾーン、20点未満でイエローゾーンでしょう。
(よほどでない限りは満点が普通です)
四分間隔ズレがかなりの数でした。なんということでしょう。
ズレはイイ判定の2フレーム以内に収まっているから目押しできるしOKなんて甘い考え、許しませんぜ。
ズレ認定は複数回プレイしてから行っています。
何十回プレイしてもわかんねーぞ! って場合はメールいただけると幸いです。
改めて確認し、間違っていた場合は修正いたします。
名無し祭り11の採点データは、このページ最下部にあります。
<「改造」と認める基準について>(該当作品なし)
・レイアウトの変更が見られるもの
・タイトル曲名表示のフォント・効果が違うもの (位置移動はOK。)
・内部処理に改造のある疑いがあるもの
採点中止となっている方でも連絡をいただければレビューを返送いたします。
しばらくの改行ののち始まります。
前回のレビューより分量増し増し、だいたい2倍くらいです。
とにかく、譜面なんて楽しければいいんです!
自分にとっては面白いけど、他人からみるとそうでないことはままあるわけです。
01 水晶世界〜Fracture〜 (7) ◆bxkxRoZqh6 | 81 |
ズレ等 |
展開構成 |
配置 |
調和 |
主観点 |
23 |
24 |
23 |
11 |
5 |
||
<ズレ> 四分間隔に問題はないと思います。 ただ、サビラストのフリーズがずれている、および伸びが足りないと思われるので減点です。 <調和> 後半の高密度部分は、離れているノーツの判別がしづらいため速度が足りないと判断し、「調和」部分の減点になっています。 また、「展開」や「配置」部分ともかぶるのですが、おもに後述の事柄を総合的にみまして、さらに減点をいたしました。 初期倍速3.25倍と高速な点ですが、こちら曲とかなりマッチした速度になっていますのでプラスマイナスゼロということで。 <譜面評価> この譜面の背骨はおにぎりだと思います。展開の要所要所に顔を出します。 ゆっくりとした立ち上がり、そして速度変化とおにぎりを交えた畳み掛ける最初の展開は、オーソドックスながらgoodだと思います。最初のおにぎりにこだわりを感じました。 22秒付近で旋律が立ち上ってくる地点では、それまで同じ配置の繰り返しで一瞬、若干密度を下げて、これからの展開の踏み台にしている感じにいい印象をもちました。 同様に、最後も本来ならば曲どおりに、やや急激な密度減少が見られるべき(曲の尻が切れているわけではないので)だと思いますが、残念ながらこの譜面では、ほぼ無音になってからのラストに、6つ矢印が入っているのに違和感を感じました。 Aメロ この曲は2回繰り返されています。この譜面は裏の「パーン」という音に対しての、同時押しとおにぎりの使い方を少し変えています。ただ、違和感を感じた部分とそうでない部分に分かれました。 印象的、というにはやや薄い(短い)メロディですし、また曲の演奏時間の短さから、へたにいじるようなことなしに、立ち上がりの部分同様、基本は同じ配置 にしつつ、繰り返しの2回目前半については現状の展開がベターだと思います。後半部分のおにぎりは、こちらも展開を予測させるものの、やや唐突な感が否め ないと思います。全体的には自然と受け入れられる変化だと思います。 A・Bメロ 特筆すべきは、Aメロ(1分20秒〜も含めて)は両手交互押しの浮遊感、Bメロは片手ですませる8分パターンや規則的な同時押し4連続による力強い感覚が出ていたと思います。 1分10秒付近 ここでおにぎり4分が消えて次の展開に入りますが、せっかくおにぎりで勢いづけているのだから、速度を下げないで欲しかったです。もう一つ突っ込むならば、おにぎりの時間が長すぎる気はします。難しいところでしょうが・・・。 1分20秒〜 おにぎりが途中で消失していますが、意図 がよくわかりませんでした。この譜面の流れで行くなら、後半部分におにぎりがあってしかるべき、と感じたのですが・・・。ここ入る直前でおにぎりひとつ区 切りに入れていたので、その流れでリズムを取っている感じと考えれば納得が行きます。それでもやはり、ラストでもう一度おにぎりを持ってくる構成にすると 統一感が取れるかも。 またラスト、SDF(おにぎり)JKLで一気に盛り上げるのは、曲が1分半ちょっと前から盛り上がっているのに反し、やや無理があると思います。 ラスト(1分33秒〜) 途中、とぎれておにぎりとの同時押しになっている部分がありましたが、これもやはり唐突かと思います。高密度にするほどの旋律はないかもしれませんが、ここは同方向の8分にしておいたほうがよかったと思います。 あと、パッと見はダイナミックな配置に見えて、実は指の細かい動きはそれぞれ片方の手に収まっていると感じます。 SDFJKLやKJFDSの一方向の流れだけでなく、KJDSFLのような、流れるような指の動きは残しつつも、もうすこしダイナミックに感じられる配置が見られるとよかったと思います。(同時押しも絡めていたのでなかなか00難しいとは思います) あとdosデータをのぞかせていただきましたが、速度変化で小数点第三位まで使っても経験上あまり意味なかった覚えがあります。 時々ん?と思うような唐突な配置はありましたが、少しずつの変化が(よくも悪くも)うまく隠れており、自然な流れの譜面と言えます。 全体的にはよく練られた構成で、かつ指も自然に動く丁寧な配置の、良作だと思います。 配置の提案チックなものがあまりできませんでしたが、完成度の高さゆえだと思います。ぽつぽつとちょっと減点は大きいとは思いますが。 展開構成・・・ 導入:+1、Aメロ展開:-2、〜1分10秒おにぎり:-1、1分10秒速度変化:-2、1分20秒〜おにぎり:-2、ラスト直前盛り上がり:-1 計:-6 配置・・・ 導入:+1、A・Bメロ:+1、ラスト直前盛り上がり:-1、ラスト:-3、フェードアウト:-3、唐突なおにぎり:-2 計:-7 |
02 Glaciate ● (5) ◆NtYjj7E4Z6 | 68 |
ズレ等 |
展開構成 |
配置 |
調和 |
主観点 |
25 |
19 |
17 |
7 |
-10 |
||
第一印象は、なんか「浮いてる」というものでした。硬質なピアノの音にあっていない気がしてなりませんでした。 試しに両手プレイをしてみたところ、ややピアノに近づいていた気がしたので、作者さんは両手プレイヤーと推測します(違ってたらすいません) <ズレ> 特に見られないと思います。 <調和> 上記のとおりです。両手プレイをしてみても浮いた感じは完全に拭えていません。 曲の重要な要素である硬質かつ響くピアノとマッチしない、また、後半のおにぎりもマッチしないという点で大幅に減点いたしました。 なんというかこう、上を滑っている感じ。(ある意味で「Glaciate」の言葉にはマッチしていますが、曲は冷たく硬い感じなので合っていません) <譜面評価> 難しい曲にチャレンジしたなぁ、というのが正直なところです。非常にレビューに悩みます。 まったりなのにつねに8分リズムキープである点(1分頃)と旋律にドラムをねじ込んでいる点に、まずい点がありそうです。 配置は階段の感じが多く、レパートリーに欠ける気がします。繰り返し旋律もありますから、密度を上げる方向ではなく配置を例えば軸に変更する方針で考えてやると、もうちょっと曲に寄り添ってくると思います。 ラスト おにぎりが非常に打ちづらく思います。ラストを盛り上げようとしたのだと思いますが、空振っている気がします。 こざっぱりとしたレビューになってしまいましたが、細かい配置云々よりも、全体的な配置方針を考え直したほうがいいと思われます。 他の作品のように細かい点数の吟味は行えませんが、だいたいこのくらいの点数が妥当と思います。 |
03 R176 ● (5) ◆PXR/sJO6js | 32 |
ズレ等 |
展開構成 |
配置 |
調和 |
主観点 |
0 |
16 |
12 |
4 |
-25 |
||
<ズレ> あっている音が7割、あっていない音が3割、加えて四分間隔がずれています(値が小さい)。 これではとても、「ズレ」の項目に点を上げることは出来ません。 <調和> ずれていないことが前提の項目ですから、採点することが出来ません。 初期倍速に関しては妥当と考えられるので2点、音の高低など一部うまい配置もありますのでさらに2点入れています。 <譜面評価> 失礼を承知で申し上げますが、悪い意味で、正直びっくりしました。 矢印がズレているだけならまだしも、かなりの部分で音の数自体間違えていますので大幅減点です。曲をよくお聞きになってください。 音数間違いに起因する配置のいびつさをひとつひとつ取り出すことはできませんのでご了承ください。 まず、メロディラインに組み込まれるおにぎりに関して。 これは使いようだと思うのですが、今回の場合、1:45付近のように直近にシンバルの音など、よりおにぎりがマッチする音が存在するにもかかわらず、メロディラインに組み込んでいるところでは違和感があるように思います。 逆に10秒付近、キンキンした音が多いところでは区切りのラスト1〜2音のところに入れており、むしろ引き立っていると思いますよ。 それと全体的に統一感の取れていない感も見受けられます。例えばラストのサビも配置とか、同時押しの基準とか。 突拍子もないおにぎりもその一つだと思います。(おにぎり入れるのはいいのですが、まったくもってタイミングが読めない感じ) 17秒あたりのように、覆いかぶさるように音がなめらかに転移するとき、階段が交じるときの配置は大変上手だと思います。 17秒 (←→)(↓↑) (←→)(↓↑)の配置がありましたが、ここは(←→)(↓↑) (↓↑)(←→)とするとよりよいと思います。 直後の8分は流れるように一旦落ち着く感じで、うまい配置だと思いました。(ズレは置いといて) 27秒 フリーズおにぎりはいいのですが、肝心の主旋律2音あるのに片方無視しています。それまで忠実に旋律をとっているため違和感。 同時押しの感覚を重視したのかなー、とも思いますがね。 直後、←からの→↑↓の階段で「収まる」感覚はなんともいえない快感。 1サビ 最初の「たんたんたたたた」の勢いが重要です。なぜなら、その後にはじけ飛ぶようなにぎやかな音が来るからです。 34秒で「いぇい」の声におにぎりを当てているのですから、これに乗っかって一気に盛りあげるといいでしょう。 したがって、「たんたん」の部分には同時押しを当て、その後は8分、っていうのがセオリーだと思います。速度変化もあればもっと盛り上がりますが、別に無くても大丈夫だと思います。 39秒、音が下がっているのに右上がりの階段は変だと思います。しかし、直後の配置も含め、音の上下に対する配置は的確です。 45秒地点から4分の同方向連打にシフトしていますが、あくまでここは「受け」の部分ですから、その前のフリーズのところである程度持ち上げておかないと浮いてしまいます。具体的には、直前のフリーズをやめて、4分の交互押しにするとぴったり来ると思います。 ただし、1回目の同方向連打が2つ多いです。これにより小節の区切りがおかしくなっています。 もっと欲を言うならば、せっかくバックの音が上下しているのだから連打の方向を変える周期も短くするといいと思います。 フリーズを残すのであればその後は4分交互押しかなぁ。かなり無理やりですが。 54秒 「ぽ〜ん、ぱ、ぱ、ぱ」という感じの音だと思います。おにぎり3連続を当てていますが、いうなればけんけんぱをしているようなイメージの音ですから、おにぎりと単押しを交互に配置してやるとうまくいくと思います。 1分3秒 このへん、前半はおにぎり、後半は同時押しに なっています。ここも曲のマッチ次第なのですが、今回は「遊び心」のようにも捉えられ、興味深い配置になっています。ただ、その後の同時押し+おにぎり は、同時押しの持つ強さと、ポヨンポヨンした音とマッチせずに浮いています。短押しとおにぎりの交互押しか、または↑→とか↓↑とか←→とか、ちょっと押 しにくい2つの交互押しを組み合わせるのもいいと思いますし、←↑→といった、ちょっと簡略したバージョンの階段みたいな配置を挿入するのもアリだと思い ます。 「ぱほぱほ」みたいな音も、うまいこと矢印を散らし、ふぬけた感じがでていました。同時押しとか個別加速でもう少しインパクトあっても面白いと思いますが。 1分14秒 →↑↓←←↓↑→、こういう上下の階段の動きの配置は本当に上手です。(直前の階段も含めて上手だと思います) 1分16秒〜 フリーズは"ごまかし"にしか見えません。ここだけ切り取ってしまえば難易度を控えめにする良い配置と思うのですが・・・。 あと「だだだ」という3連続の音、おにぎりを使うのか階段の一部単押しで済ませるのかはっきりさせたほうがいいと思います。ラストのやつは16分の省略としておにぎりを使ったと推測しますが、いかんせん主旋律の主張が強いので、ちょっと変なふうに感じられます。 省略するのであれば、おにぎりに加えて階段の一部の配置を置くほうがいいと思います。自分的にはもう↑→↑→↑みたいに交互押しにしてしまったほうが、とは思います。 あと1分24秒、フリーズの開始が遅いです。 1分30秒〜 おにぎりと同方向連打の組み合わせです。ただ、同方向連打のほう、各矢印とも1個ずつ足りません。先ほどと同様、これでは小節にマッチせず、リズム感が消え失せます。 1分39秒〜 こちらが先述の突拍子も無いおにぎりで す。メロディラインに組み込んでいますが、なんども述べますようにこのおにぎりの使い方は、場所と場合が非常に重要です。今回はシンバルとかぎゅよんぎゅ よんなってるドラムとかという強烈なやつがいますので、そっちにおにぎりを割り当てたほうがすっきりすると思います。この音をしっかりとって、メリハリを 付けるといいでしょう。違和感を感じさせると、直後のラストのサビにも影響すると思います。 1分45秒 同時押しの意図がわかりません。これも先ほど述べた同時押しの基準があいまいなせいだと思います。 2サビ 配置に関しては文句なしです。ここはうまいで す。ひとつ構成面で述べますと、前半部分はおにぎりを使って、後半部分は同じ音を同時押しで済ませています。個人的には前半同時押し、後半おにぎり、ない し両方ともおにぎりにすることをおすすめします。加えてもっとおにぎり盛ったほうがいいでしょう。自分のリズムに任せてここだ!と思ったところに入れてみ てください。たぶんこの曲なら不思議とマッチすると思います・・・。というのは、このサビからエンドにかけて曲は一気に駆け抜けます。その援護射撃をする のにおにぎりや、高速で流れて小節の頭にくる同時押し、間に挟まるリズム矢印というのはうってつけなんです。小節の頭、具体的にはシンバルの音を目安に、 後半につれ多くなっていくように、ガンガンいれてみてください。 例えば、2分7秒、←フリーズ+おにぎりフリーズがありますが、ここを両方とも単押しにして、間におにぎりを挟む。 フリーズを残す場合、2回目フリーズをおにぎりにして→を間に挟む、または2回目フリーズを矢印にしておにぎりを間に挟む、といったことも出来ます。もっ とも、フリーズは「維持」のイメージなので、駆け抜けるときに使うのはちょっとコツがいります。(イメージ的には「すーっ」となるときに使うとうまくいき ます) 現在はここで譜面がなんだか力尽きています。あと5秒、勢いをもたせましょう。 最後のフリーズはこのままでいいと思います。すでにふっと気が抜けた感じに仕上がっていますから。 この曲なら最後までがっつり行ってみてください。 dosデータをのぞかせていただきました。「difData=5,Normal,2,65」という変数、65ってなんでしょう? 展開構成・・・ 1サビの盛り上がり、投げ受け:-6、1分39秒〜の投げ:-4、2サビの駆け抜け:-4 計:-14 配置・・・ 音の数間違い:-10、音の高低への的確さ:+6、同方向の小節ズレ:-4、配置の統一性の無さ:-4、17秒同時押し:-1、39秒階段:-1、 同時押し基準:-4、 計:-18 |
04 CHASER ● (5) ◆K.H6ccBnj2 | 90 |
ズレ等 |
展開構成 |
配置 |
調和 |
主観点 |
25 |
26 |
27 |
12 |
15 |
||
第一印象はメリハリがなくて、若干打鍵感に欠けるかと思っていました。 ところが2回目プレイすると一転。どうやらある程度流れを頭に入れておくと化ける譜面のようです。 <ズレ> 特に見られないと思います。 <調和> 先ほど申し上げたメリハリの面(表現はかなり難しいと思います)、そして後半部分で同時押しが見づらいと思われるのでちょっと減点です。 また、同時押しも意図が掴みづらい(ラスト変化のため?)ので、「配置」と合わせて減点いたします。 <譜面評価> うまいなぁ、とひとしきりです。 とくに←↓と←↑の使い分けなど、キーボードで横の行にあるキーの組み合わせの使い方が上手いと思います。 また、間奏部分では規則的に「下がる音」が入っていますが、これには必ず左下がりの階段を当てているため、リズム感よく安定して打つことが出来ます。この 曲に対してはポイント高いんじゃないでしょうか。繰り返しと変化のバランスって一概に言えず難しいのですが、この譜面の場合はきれいにマッチしていると思 います。(※→ページ最下部) 取り出した部分が長いので、配置は列記しませんが、57秒〜1分8秒ごろがこの譜面の特徴をよく表している気がします。 また、45秒地点、↑↑ ↑↑ ↓の配置がありました。ここもヘタに配置を増やして失敗しがちなところを、あえてシンプルに行ったところが成功だと思います。 ここで一旦抑えてサビに突入するのは、プレイヤーに何らかの意識を持たせるでしょうし、また雪崩式に進むようなこともなくなり、Goodだと思います。し かしこの曲は、時折4分を挿入するなどして、リズム感よく切ることが難しい曲だと思いますので、曲の流れが分断されたと感じられることのないよう、最後は ↓◯↓←などとして、サビにくっつけてしまってもいいと思います。 気になったところひとつめ、1分59秒からの構成。 \(1:59)_(2:05)/(2:09) ̄ という曲の流れですから、うまいことそれに乗っかって、 8分 → 4分←連打 → サビ もしくは、16分→ 8分左右交互 → サビ もしくは、ふたつのハイブリッド方式 という構成にしたほうが流れ的には近づくと思います。 ふたつめは、最後のサビの同時押し。変化なのかどうか、ちょっと腑に落ちない感じですっきりしません。最初の2個だけ削ればバックのスネアとマッチし、さ らにラストへのゆるい持ち上げ、とも見れるのですが。もし変化というのであれば、速度を2.75倍〜3倍の範囲まで上げてやると、見やすさの面からもよ かったのでは、とも思います。 譜面展開・・・-4 配置・・・-3 |
05 keep in mind (5) ◆A6H1EFat4o | 71 |
ズレ等 |
展開構成 |
配置 |
調和 |
主観点 |
15 |
27 |
19 |
10 |
-12 |
||
<ズレ等> 四分間隔ズレ(1分ほどで2フレーム遅れる) 最後のかたまりもズレていると思います。 <調和> 難易度表記はVeryHardが適切かと思われます。(とくに後半のドラム地帯、読みやすい配置ですが密度が非常に高いため) 大半の人が↓↑→のキーを中指・薬指で押すと思うので、後半のドラム地帯の爽快感は薄れているように思います。(視覚的にはこの配置で合ってるとは思います) <譜面評価> 非常に判断の難しい譜面なのですが、個人的にはこの展開・配置はベストではなくベターなものだと感じています。集票は悪いかも。 しかし堅実なつくりになっているために、これ以外の展開は思いつきません。完成度は高いです。 配置に関してはいくつか指摘する箇所があります。 まず、こういった起伏の乏しい曲で高難易度(変則的なリズムを刻むなど)にする場合、単調な譜面になりがちだと思います。ですから、通常ではあまり強調し ないようなところでもちょっと考えてみる必要があります。ただし、あんまりがっつり入れると今度曲調に反しますから、よく考えないといけません。 流れ的には、前半は階段主体で忠実に進め、後半から交互押しも多く絡めて、リズム感を演出していると感じました。もしかすると、ここで楽しく壊れるために、前半部分はあえて交互押しを抑えているようにも感じられます。 頭の音不足 6秒、8秒、15秒、38秒、1分8秒、1 分18秒、1分57秒、2分4秒などで始まりが小節頭からややずれています。これ自体はなんの問題もないのですが、かっちりしたピアノ曲なのに大変に浮い た感覚を覚えます。よく曲を聞くと、一番最初のおにぎりに当てている音よりも小さい音で、なにか聞こえます。これを矢印でとってやればもっと安定した譜面 になると思います。 18秒 こういったリズムを刻んでいるときに、その中間におにぎりを持ってくるような配置はふわっと持ち上げる感じで綺麗だと思います。 ピアノソロ(1) 23秒からピアノソロに入ります。ソ ロ部分は同時押しを極力排除し、階段多用で音階っぽさをよく出していると思いました。それを意識しすぎるあまりか、上記で述べたあえて強調する、という意 識は希薄だと思います。例えば25秒や32秒の↑→の配置ですが、ピアノの「ででん!」という音が入っているので、あえて強調して↑↑などの同方向連打が 有用だと思います。↑→を使って、ぽろっと落とすような配置にするのもわかるのですが、それは別のところでさんざんやっていますから。 また、27秒・29秒地点で、後半ではちゃんと矢印が入っているのに、ここはぽつんと1つだけ配置されているのも気になりました。ここも同方向を使えば細かい音をとりつつ、区切りも付けられそうですが。 39秒・44秒 39秒地点は、↓←↑↓ の配置で「てってってって」というリズムを刻んでいますが、これはなんだか、滑っている感覚がします。 音が2つかぶっているのも原因の一つかと思いますが、4つのうちいくつかだけ同時押しにするなど、流れを持ちつつ強調することは可能だと思います。あと、なんだかズレている気がします。 53秒〜 左右どちらかのみ矢印を挿入しない構成は面白いと思います。 ピアノソロ(2) 一方、1分26秒ごろからのピアノソロは大変上手な配置です。 2分11秒 ピアノから「てれれーれーれー」とすぐに展開する場所です。「てれれ」がピアノと絡まっているだけに、転移が分かりづらいと思います。「れーれー」の一つ目にフリーズアローなんてどうでしょうか。少しは分かりやすくなるかな、と思います。 ズレ・・・四分間隔:-8、最後:-2 計:-10 展開・・・これ以上いかんともしがたいが、単調なのは否めないので-3 配置・・・単調さ:-2、頭の音不足:-4、強調:-4、39秒・44秒:-2、1回目のピアノソロ:-1、2回目のピアノソロ:+3、ドラム地帯:-2、 2分11秒:-1、前半のおにぎり挿入:+2 計:-10 |
06 ただ、今は君が好き (7i) ◆8Les7KrW3A | 95 |
ズレ等 |
展開構成 |
配置 |
調和 |
主観点 |
22 |
30 |
28 |
15 |
25 |
||
プレイ後、思わずこれはおもしろい!と言ってしまいました。7ikeyがよく生きた譜面になっていると思います。 <ズレ> ぴったり→やや早い→やや遅い、という全体的なズレがあります。四分間隔がズレているのかFixがズレているのかちょっとはっきりしません。 <調和> 勢いがいいと思います。この項目に関しては文句なしで満点でしょう。 <譜面評価> 全体的な展開・構成が単純明快で分かりやすいです。これは大きなポイントだと思います。 基本的にAAはベース・裏の音、矢印は主旋律と使い分けていますが、間奏部分では取っ払う箇所もありましたので、役割分担して破綻する流れを回避、軽やかなステップとなり、譜面のスパイスに変化させていると感じました。 また、後半になるほど難易度が上昇するというのはよくあるパターンですが、長い曲なのでよく魅せていると思います。 最初にリズムよく始めて、だんだんとノッてきたらもっと細かくリズムを刻める。 配置がマッチしているかどうかは置いといて、サビ部分の伏線的な構成が分かりやすい例です。1番は主旋律、2番はドラムを矢印でとり、AAは4分メイン。ラストのサビは矢印は主旋律、AAはドラムという流れ。 また、もう一つ同様にAメロの取り方。1番では、これもう少し音とってもいいんじゃない?と思っていたところ、2番になるとピアノ主体になっていたので流れ的には納得です。この流れで行くと、2番サビの矢印部分をドラムにしたのも自然な流れでしょう。プレイ1回目はどの音とっているのかは分かっていなかったのですが、それでも自然にプレイできました。(※→ページ最下部) 余談ですが、自分なら2番はメロディ+ピアノまぜこぜにし、2サビの入り口は1サビに似た感じにしたいです。こうすると1番・2番ときれいに来た流れはちょっと変わってしまうかもしれませんが。 サビ部分もう一つ、このドラムの取り方は7ikeyじゃないと無理だろうなとか思ってみたり。 配置に関してですが、こちらもほとんど言うことはありません。(出来ません) 2分56秒地点の、両手交互。ここはZXC←↓↑→とやる人もいそうですが、あえてのこの配置。流れるように盛り上げつつ、シンバルの感覚も残す感じで、すごくいいと思います。 2点分の減点は ・矢印の同時押しをAメロ・Bメロの区切り部分でもう少し見たかったこと。(最低限あるべき、というのはカバーしていると思います) ・1分10秒地点、AAの交互押しのほうがいいかも というものです。 ある意味、No.7とセットでプレイしてみるといいかも・・・。どちらの譜面もかなり詰め込もうとしていますです。 |
07 タイガーランペイジ ● (7) ◆MixiiQIB06 | 69 |
ズレ等 |
展開構成 |
配置 |
調和 |
主観点 |
25 |
21 |
16 |
7 |
-20 |
||
<ズレ> 特に見られないと思います。 <調和> この矢印の色はマズいと思います。特に高速地帯、SFJLだけやたら目立って、DKは見づらいです。 また、後述の理由により曲から乖離している部分が目立つと判断いたしました。 <譜面評価> イヤホン推奨。 総矢印数が2285個という、VeryHardの名にふさわしい譜面なわけですが・・・。 緩急の付け方は曲に忠実でいいと思うのですが、正直言わせてもらうと、何をしたいのかわからない譜面。 突如として現れる交互連打(44秒、52秒など)は、難易度を上げるためだけに見える。高難易度譜面自体は批判しませんが、今回表現上プラスになるのかと問われると答えは否、ではないでしょうか。 たしかにこれだけの密度でズレがないというのは素晴らしいと思います。 この唐突な交互連打をのぞけば、Aメロ・Bメロの配置に関しては、両手不思議にバラけた良譜面だと思います。 また、後奏部分のフリーズの挿入、リズム感良くていいと思いました。本来この譜面の中には、こういったリズム感の良さがあると思います。 問題は左右対称同時押しの異常な多用です。本当に、これでいいのですか? こういう左右対称同時押しは、かなり大味になりやすいと考えています。 しかし、なぜかこの左右対称のものに限って、単押しと同時押しの使い分けが曖昧です。ちょっと気軽に使い過ぎでしょう。 2分20秒 これはどういう意図で挿入したのかわかりませんでした。浮いています。 3分14秒 「てーてん、てーてん・・・」「てててててて」という固めの音が入っています。 「てーてん・・・」の部分、裏のピコピコに合わせたJKLFDSの連続だと理解は出来ます。しかし、曲にとってより重要な音は「てーてん・・・」のはず。DないしKにあたる矢印をカットするとすっきりすると思います。 「てててててて」の部分、こちらも同様。左右対称同時押しを高速で用いれば自ずと階段っぽく(感覚的にはゆるくなめらかに)なるわけです。しかし後述のようにピコピコにこの配置は無理がある。その上、「ててて・・・」は硬い音。すなわち、合わない。 2・4サビ これでもかと左右対称の同時押しが使われています。先に申しておくと、ここの部分で当てている音、イヤホンしててもなかなか聞き取れないピコピコ音だと思うのですが・・・。それをメインに押しまくれって、無理な話です。 そもそも同時押しは短押しに比べて力強いため、ピコピコのような軽い音には向かないと思います。今回に限れば、高速高密度で階段っぽく流れるため、強力さ はたしかに失われていると思われ、一見大丈夫に見えます。しかしそれなら、普通に単押しの階段使えばいいのではないでしょうか。大規模な流れを作る必要性 も薄いでしょうし。 またサビ後半、これも左右対称同時押しで旋律をとっていますが、このうち前半はそのまま、後半部分は素直に旋律、せいぜいプラスアルファ程度がいいと思い ます。後半部分すべてがこの配置だと、サビだけ妙にあいちゃって、間延びしています。ただし、ラストサビ1回目終了のときは、2回目への盛り上げを作るた めにもプラスアルファ部分は必須でしょう。例えば8分リズムをちょっと絡めるなどです。 1・3サビに関してはお見事です。「相対性ランペイジ」のらへんは快感。後半部分は2・4サビと同様、改善の余地はあると思います。 ある意味、No.6とセットでプレイしてみるといいかも・・・。どちらの譜面もかなり詰め込もうとしていますです。 緻密な表現、といえば聞こえはいいですが実際プレイしてみるとちょっとやり過ぎな感があります。 展開・・・唐突な挿入:-1×5、サビ後半:-2、3分14秒:-2 計:-9 配置・・・唐突な挿入:-1×5、2サビ・4サビ:-6、2分20秒:-2、3分14秒:-3、1・3サビ:+2 計:-14 |
08 ユメネコ (7) ◆OZBhu.0tB | 91 |
ズレ等 |
展開構成 |
配置 |
調和 |
主観点 |
20 |
28 |
28 |
15 |
15 |
||
<ズレ> 四分間隔の値がやや小さいようです。もしかして、2分半頃にFixを入れて調整していませんか? <調和> 両手にバラして刻むリズム感がなんとも言えませんね。いい感じです。 <譜面評価>(※→ページ最下部) 全体的な流れは自然でいいと思います。あと少し、なにかインパクトがあれば!とも思いますが・・・。 両手を使って右往左往、時には片手ですましている、前奏部分などの配置は、パッと見ランダム性がありそうで、調和欄で触れたようにいい感じに仕上がっています。 曲全編にわたってこんな感じなので飽きるかと思いきや、ちゃんと2番では雰囲気は残しつつも変化を出す流れになっています。 また、Aメロ内の区切りなど重要な場面ではベースの音を単独で同時押ししたり、音の数と矢印の密度が密着していたり、わかりやすい構成になっています。 2分38秒からのフリーズアローにはこだわりを感じます。フリーズアローは多用するといまいちなことになりがちなのですが、この譜面は速度高めで、両手交 互のフリーズアローと片手のみでつなぐフリーズアローが混合しており、前者はギターのリズム感と伸び、後者はギターの流れを上手く表現していると思いま す。 ただし、2分10秒の(←→)など、使途不明な同時押しもちょくちょく見られます。サビの同時押しの条件もわかりませんでした。 速度の関係上あまり目立たないところですが、区切りにない同時押しをもう一度見なおしてみると、もっと締まった譜面になるかもしれません。 強い音があるわけでないところで、リズムや流れをちょっと切ろうと思って同時押しを用いると、逆に浮いた感じになってしまいますので・・・。 レビュー短めですが、この譜面は全編にわたってこういう特徴が一貫されていると思います。 長所でもあり短所なのですが、短所はそれほど目立っていないと思います。 展開・・・-2 配置・・・-2 |
09 冬篭もり (5) ◆sViU/xTgts | 81 |
ズレ等 |
展開構成 |
配置 |
調和 |
主観点 |
18 |
25 |
25 |
13 |
10 |
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余談ですが、「フリー音楽」と検索したらかなり上位に入ってくる方の曲です。 <ズレ> 四分間隔の値がやや大きいと思います。(曲終了時に1〜2フレーム遅くなっている程度) また、1分8秒頃の→↓←がズレている気がします。 <調和> ちょっと速度遅めかもです。初期1.5倍がちょうどよさげです。 <譜面評価> この譜面も配置がきれいですねー。時間を追って説明していきます。 0:20〜 同時押し地帯です。この同時押し、ゆっくり押してやると曲のテイストがすごく伝わるんですよね。 このままでもいいと思うのですが、自分ならこうするというのを書いてみます。 Aメロで述べることも併せて考えると、まず現状のAメロ配置のようにおにぎりを入れることはあまりおすすめしません。26秒からは、曲は音が追加されただ けで、それに対し譜面階段配置が入っていますから、これにマッチしないと思われます。よって、ここは4分音符2個分を同時押し、次の2個分を矢印で軸配置 にするとよさげかな、と思います。 Aメロ0:35〜 同時押しとおにぎりの交互押し。同時 押しに当てている音全てが旋律の音ではありませんし、矢印の速度を落としてリズムを取ると言っても、全編おにぎりが入ってしまうとどうしてもインパクトが 強くなってしまい、前奏→Aメロへと密度の下がる曲の流れにマッチしないと思います。(たしかに、Aメロをこういう配置にする気持ちは良くわかりま す・・・) ですが、速度は低くなっているので0:20〜の配置くらいなら大丈夫かと思われます。 0:20〜の配置に加えて、(おに)−(4分×4)→(おに)−(4分×3)→(4分おに)×2 といれてやるといいかもしれません。 1:04〜 フリーズアローの↑↓のつなぎに限っては、必ずひとマスあけたほうがプレイヤーに優しいと思います。 1:19〜 サビの入り方ですが、ちょっとおとなしいかも。もうすこしドラムとかとってもいいと思いますよ。曲もサビ以外は主張のそれほど激しくない曲だと思いますので、こういうところでガツンといってやったほうが。 サビ サビの同時押し、最初はえって思うのですが、ハマるとなかなかです。合わせている音こそちょっと変わっていますが、周期は決まっているので対応しやすく、リズム感よく押せて楽しいです。 2:00〜 直前と配置そのままで速度上昇のみで曲の展開を表現できたのは特筆事項かも。少しずつ変化させるのって難しいんですよね・・・。 2:03〜 ここで安易にフリーズを取らなかったのは興味深いです。ただこれは、1サビとかぶって一長一短でしょう。 ただ、現状の配置でしたらもう入れる余地ないでしょうし、ヘタにフリーズ入れて崩壊するのもあれなので、現状維持でいいと思います。 個人的には、もう一回この同時押し出来るわー的な感じだったので気になりませんでした。 この流れは、サビの同時押しが気にいるかどうかにかかってるかもしれませんので、ちょっと減点に入れておきます。 サビの同時押し自体は点数上げたいくらいなんですが、だめだこりゃとか言う人もいそうなのでプラスマイナスゼロです。 2:41 「→←↑ ↓」とする配置よりも、「→←↓ ↑」とするほうが自然でしょう。 展開・・・Aメロ:-2、1サビの入り:-2、ラストサビ:-1 計:-5 配置・・・Aメロ:-1、フリーズアロー:-2、2分41秒地点:-2 計:-5 |
10 Romancecar (Kukan Junkyu Edit) (5) ◆auqrMv6r9E | 72 |
ズレ等 |
展開構成 |
配置 |
調和 |
主観点 |
21 |
20 |
23 |
8 |
0 |
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<ズレ> 47秒頃から少し早め、最後の短フリーズが出てくるあたりで少し遅めになります。四分間隔ずれかFixミスかははっきりしません。 <調和> 初期倍速が遅めだと思います。1.5〜1.75倍速は必要だと思います。 また後述の理由により、曲の展開と譜面の展開がマッチしていないと思います。 <譜面評価> 良くも悪くも曲の流れにきれいに乗っちゃった譜面と感じます。さらっと流れてしまって、特徴の乏しい譜面とも受け取れます。 前半部分と後半部分で同じ旋律が出てきますが、途中結構時間がはさまるので配置を変えちゃうのも手だと思います。 25秒頃のおにぎり。3個目のおにぎりだけ強い音なので、なんだかいびつです。 1:13〜(特に1:21〜;1:21より前の部分は現状維持でもいいと思います)の構成、気持ちは良くわかりますが、曲の音量が一番小さいところに一番 密度高い区間を持ってくるとなると、「ただ置いただけ」と思われても致し方無いでしょう。実際のところは、音の高低に合わせていることが感じられるのでた だ置いたのではないとは思います。(一部甘いですが) 付け加えておくと、こういう構成・配置自体は悪くないと思います。ただ使いどころがいまいち。ドラム部分が曲の中で孤立している部分ならいいのですが、この曲はドラム地帯が終わったら間髪入れずに、←↓連打からラストの展開に入りますよね。 ←↓連打ののち、おにぎりと一緒に←↑→と入りますが、ここは音全部取ってしまっていいと思います。 また、最後の方の短フリーズですが、とっている音はかすかに聞こえる程度なので現状では無意味と言わざるを得ません。 展開・・・1:13〜:-8、起伏:-2 計:-10 配置・・・1:13〜:-2、短フリーズ:-3、25秒:-1、ラスト入り:-1 計:-7 |
11 荻野ラップ ● (5) ◆OONxkae0aU | 69 |
ズレ等 |
展開構成 |
配置 |
調和 |
主観点 |
25 |
18 |
18 |
8 |
-5 |
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トリップがぉーん・・・、の懐かしい曲の登場ですw <ズレ> おおむねOKだとおもいます。ズレを完全になくそうと思うとおそろしく手間がかかるでしょうし・・・。 <調和> 曲に食われてしまっている譜面に感じました。もっと冒険してもいいと思います。 <譜面評価> 上に同じ。 後半部分では冒険してみよう、という気持ちは伝わってきたのですがいかんせん前半が地味。 また、途中ストップが入っていましたが意図がわかりませんでした。ぶっとぼうと思ってスカってしまった印象を受けます。 ノリと勢いが大切ですから、現在の譜面だとどうにも評価しづらいと思います。 特徴的な「ぉーん」にはリズム感よくあえてのフリーズおにぎりに好印象。 接点tの「t」に必ず→が当てられていることによる安定感はなんともいえない。 すいません、これくらいしか書くことが思いつきませんでした。 |
12 クローバー・クラブ ● (5) ◆RlbOkxaPXM | 77 |
ズレ等 |
展開構成 |
配置 |
調和 |
主観点 |
16 |
27 |
21 |
13 |
0 |
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<ズレ> 四分間隔の値がちょっと大きめ(曲終了時点で2フレームほど遅れる) また、全体的にフリーズアローが短い(8分音符一つ分、せめて16分音符ぶん位は伸ばしてほしい) <調和> 速度・リズム感ともに曲のポップな感じにぴったりだと思います。 ただ、フリーズアローが短めなので全体が尻切れになる影響がありそうです。 <譜面評価> 曲は途中でフェードアウトします。 全編に渡るおにぎりが流れに上手くのっけてくれます。 サビとその後の間奏部分はフラットなつながりですが、ここもリズムおにぎりを引き続き挿入、ラストは最初の配置の繰り返しとすることでうまく対応しています。なんというか、日常を過ごす感じの流れになってていいですね。 前奏 4分の中に突如8分が入って結構戸惑いました。そ の後は4分主体で主旋律だったのでなお違和感です。よく曲を聞くと、ピコピコ音→「シャーラーララーン」にうまく繋げたかったのだろうと推測できます。し かしピコピコ音はそんなに聞こえないし、曲調も一定リズムをずっと刻んでいる感じなので、変則的に挿入するのはあわなくなり、つなぎ目にも段差ができてし まっていると思います。気づかない限りは気になりませんが、一度気づいてしまうともう・・・。 旋律→同方向という展開で、前奏前半部分は十分に対応できると思います。 前奏後半部分とラストは同じ配置なのですが、ここはおにぎりをいれて全体の基礎を築いた上で、曲をちゃんと持ち上げていると考えられます。 Aメロ メロディの間引きが不完全かと思います。前半部分では、個人的には「ぐるぐる回る・・・」のとこだけは全部取ったほうが歌詞とリンクして面白そうです。後半部分は伴奏も厚みを増すのできっちり全部メロディを追ったほうがすっきりしそうです。 Bメロ 低音ギターが入ってくる展開をちゃんと反映させ ています。短フリーズというのはちょっと面食らいましたが、地に足ついた間隔を受けましたのでこれもありかな、と思います。もう少し終点が遅いともっとい いのですが・・・。あえておにぎりを取り払っているのは興味深いです。ドラムの音も目立たないし、いいのではないでしょうか。ラストの低速フリーズアロー は、速度戻ったあと、サビに入るときのおにぎりでもう少し速度アップしたらいいかもです。 サビ ここの短フリーズはすいませんがちょっと意図不明でした。 またおにぎりは |●−◯−◯−●−|◯−●−◯−●−|◯−●−◯−●−|◯−●−◯●◯●| |◯−●−◯−●−|◯−●−◯−●−|◯−●−◯−●−|◯−◯−●−●−| |◯−●−◯−●−|◯−●−◯−●−|◯−●−◯−●−|◯−●−◯●◯●| |◯−●−◯−●−|◯−●−◯−●−|◯−●−◯−●−|◯●●−◯−●−| と、曲の中のドラムを追っていますが、個人的には、途中のピコピコ音も併せて |●−●−◯−●−|◯−●−◯●●−|◯−●−◯−●−|◯−●−◯●◯●| |◯−●−◯−●−|◯−●−◯●●−|◯−●−◯−●−|◯−●−●−●−| |◯−●−◯−●−|◯−●−◯●●−|◯−●−◯−●−|◯−●−◯●◯●| |◯−●−◯−●−|◯−●−◯●●−|◯−●−◯−●−|◯●●−◯−●−| としたほうが自然に打てるだろうと思います。(−は8分、●/◯は4分の頭を示します) 展開構成・・・前奏:-2、サビの入り:-1、サビ:-2、全編のおにぎり:+2 計:-3 配置・・・前奏:-1、Aメロ:-2、サビ短フリーズ:-4、おにぎり:-2 計:-9 |
13 See←|→manipulates (5) ◆2cSq1NgfUQ | 79 |
ズレ等 |
展開構成 |
配置 |
調和 |
主観点 |
15 |
22 |
29 |
13 |
0 |
||
約6分の曲で挑むというチャレンジャー。一体どう料理するのか楽しみでありました。良く考えられた構成だと思います。 <ズレ> 四分間隔の値が大きめ(曲終了時に3〜4フレーム遅れる程度) 1:31〜のギターは16分だけ早いかもしれません。(何度も確認しておりますが、実際に配置変更してみないとはっきり言えません) <調和> 全体的に適材適所の配置で、曲のテイストは伝わっていると思います。 ただ、後半に行くほど難しくなる流れはやはりもっと押し出して欲しかったです。 <譜面評価> 曲の長さにはびっくりしたのですが、配置をどんどん入れ替えていく構成なので、そこまで長いとは感じませんでした。 最後のほう同時押しが大量に出てきますが、ここ単押しだと地味になりすぎると思うので、展開の上ではむしろプラスだと思います。 全体的に同時押しの使い方は上手だと思います。前奏部分でもなんだか怪しい感じがよく出ていますし。 この譜面の構成で大きなポイントなのは、3回繰り返されるメロディ部分でしょう。結構長い塊で構成しているようです。 例えば、1:20〜(旋律Aとします)、1:42〜(旋律B)×2、1:55〜(旋律C)、2:02〜(旋律B)×2 となっています。 旋律A、Cは普通の矢印、旋律Bは先に普通の矢印主体、後にフリーズアロー主体という形が堅持されています。 この形によって、旋律Bはある程度印象づけられているのは確かですし、加えて配置は適宜変わっているので、展開する・変化する流れは感じ取れるかと思います。 最初の2回は、A→B→B→C→B→B の旋律の流れに対し、普→普→普→普→凍→凍とし、3回目のみ普→普→凍→普→普→凍 となっています。 3:04〜の2回目の展開では、フリーズアローは少なめ(一応入っているので形はあると見ています) 4:28〜の3回目(ラスト)の展開では、あえて崩して激しく終わらせようと意識されているように思えます。 もしこのように構成したというのであれば、意図はなかなか伝わっていないかもしれません。塊がおよそ1分に及ぶので、旋律は印象づけられても緻密な構成自体は分かりにくいのがその一因かと。最初に目印的な変わった配置を入れるとか、そういうのも必要なのかもしれません。 そして、後半部分もう少し難易度上げられそうに感じました。 先ほど述べた3回のメロディ繰り返しでは、オーソドックス→同時押し(フリーズ少なめ)→同時押し と2回目から3回目に変化するときに構成は変われど見た目はあまり変化がないので、打鍵感という面では変化に乏しいかなと。 ラストにもう一つ、曲に沿って短時間に盛り上げていくセンス(例えば冷凍おにぎりとか、←→交互連打早めにいれてみるとか)はかなりのものと思います。(上記のとおり、長期的な見方だとちょっと力不足かとも思います) 細かい配置ですと、例えば2:48〜のピアノ部分。階段の流れがすごく綺麗にマッチしています。同方向・交互押し・階段といった目立つ配置が、上記の構成 部分以外に結構多く散りばめられているように感じました。繰り返し部分よりもそっちのほうが面白く仕上がっているのはなんだか皮肉ですが・・・。 展開・・・繰り返し伝達されていないかも:-4、難易度上昇:-2、メロディ繰り返しの配置展開:-2 計:-8 配置・・・メロディ繰り返しの配置展開:-1 計:-1 |
14 カノンスーパージャズ風アレンジ (5) ◆heaveNoch2 | 99 |
ズレ等 |
展開構成 |
配置 |
調和 |
主観点 |
25 |
30 |
29 |
15 |
20 |
||
<ズレ> 特に見られないと思います。 <調和> ←↑→や←↓→の配置が多用され、かなり軽やかな仕上がりです。加えて、←↓や↑→の交互押しの使用は限定的で、トリルに対して効果的に使用されています。押していて楽しい譜面です。 <譜面評価> 全体的に似たような配置が多用されているにもかかわらず、間延び感は感じませんでした。 短い時間でさっと収まっているのもひとつの要因でしょうが、他にもきっちりと場面分けされていること、組み合わせがうまいことも理由に挙げられると思います。 シンプルな構成・配置でもって、かなり完成度を高めていると感じました。 ←↓と↑→の交互押し これが使用されているのは、54秒地点と1分39秒地点。ともに混沌とした音を表すのに使われており、効果的と言えます。ここでしか使われていないので、とくにリズムを細かく刻む印象がありました。 関連して、←→を行ったり来たりする配置が2分17秒地点などに存在します。これはスネアのはねた感じが強調されていい感じです。直後では↑←の連打をするなど、強弱も丁寧に付けられていると感じました。 サビ 2個単位で配置されていますが、→↑や、↑↓、↓←など隣り合ったキーの配置が多数で、↑←といった配置よりもより柔らかく押すことが出来ます。カノンのこのメロディは優しく弾くのが正解だと思いますので、この配置はGood。 0:24〜/1:15〜 この付近がとりわけシンプルな 配置になっています。静寂のなかで鑑賞している雰囲気にマッチしています。前者には、この後←→交互から↑の同方向、そしてカノンの旋律へと展開していき ます。これはやられたーといった感じです。やっぱり同方向連打のほうが太いまっすぐなパワーがあるのですね。シンプルな譜面で持ち上げるにはぴったりのよ うです。交互押しはちょっと分散される感じかな。そして後者は1分20秒頃から不思議なフリーズアローが入ってきます。どの音に合わせているのか不明 (コーラス部分かも?)なのですが、ちょっと神秘的でいい雰囲気を持っています。 1:46〜 サックスの音をフリーズアローにあてるのはおそらくみんなやると思うのですが、雰囲気がバッチリだったので記しておきます。 2:00〜 ピアノの音はおにぎりでとっています。こういう曲なので激しくおにぎりを押さないにしろ、個人的にはちょっと不思議な感じがします。 配置・・・ピアノおにぎり:-1 計:-1 |
16 にじいろクレヨン ● (5) ◆aqpMYASd4I | 79 |
ズレ等 |
展開構成 |
配置 |
調和 |
主観点 |
19 |
25 |
23 |
12 |
0 |
||
<ズレ> 四分間隔の値が大きめです(曲終了時に1〜2フレーム遅れる程度) <調和> 全体的にリズミカルで、曲によくマッチしていると思います。 問題点として、全体的に密度が高いことでしょうか。もうちょっと抑える部分があってもいいと思います。 <譜面評価> 作者さんの個性がよく出ている譜面だと思います。同方向・同時押し・おにぎりがすさまじい。 おにぎり同時押しからの、↓←→や↓←↓でスパーンと決めてサビに入る構成がきれいにはまっています。 また繰り返し旋律の←↓↑←↑→の配置もうまくはまっています。最後3つは階段にしがちだと思いますが、この譜面は違います。ちょっと固めの打鍵感に仕上がっていますが、そこがぴったりはまっています。 ただ、全体的にやりすぎてしまう傾向があるように思います。同時押しならそればっかり、同方向ならそればっかり、といった感じ。(Aメロとか)全部はまっ ていればそれはOKなのですが、同時押しやおにぎり、いろいろ組み合わせることでもっとよくなると思います。これにともなって、短期的な展開はうまい(や り過ぎ感はありますが)のですが、全体的な展開はもう一歩という気がしてきます。 追って述べていきます。 トリル 交互押し連打のみ(特に上下)で表現するのは難しいと思います。1分20秒頃のものは、それぞれラストから2音目をトリルに含まれる矢印とは違うものにしてやるとうまくいきそうです。2分47秒付近のものは、トリルではなく別の配置を検討したほうがいいでしょう。 サビ この譜面の特長がよく現れている部分だと思いま す。同時押しとおにぎりがうまく使い分けられていて気持ちよく打てます。ただし、途中入る長いフリーズアローが気になりました。短いやつはいいとおもうの ですが、長いフリーズのところだけ妙なもっさり感がありますので、これは普通にとったほうがいいと思います。ただし16分階段を入れると、通常 「←↓↑←↑→」で当てている、次の繰り返しの音とかぶってしまうことがある(3分17秒)のでその辺は調整必須。ラストのサビに近づくにつれ長いフリー ズは消えていきましたので、展開するために残している意図がありそうです。ただしこの配置はかなり特徴的かつリズミカルなので、だんだんとチェンジさせず に、転調後のラストのサビだけ変えてやればいいと思います。上でも述べた、同時押しとおにぎりの連携が変化の要になると思います。(かなりセンスが要求さ れますが) 実際に配置してみないとなんとも言えないので具体例は述べられません。 1:40 ←↓←↓↑→となっていますが、最初の二つは↓←の方が音にあっていると思います。細かいところですが。 2:26〜 気持ちはわかりますが、この配置はマズい。 ちょっと落ち着きのない感じをうけました。展開的にはここでちょっと落ちて、2分47秒の↑↓交互を区切りにまた落ちる感じです。同方向連打は残すとし て、直後の階段16分を8分に変更すると少し落ち着いた感じになると思います。また、同方向の一番最初の部分が前の配置、→とおにぎりの同時押しとかぶっ ちゃってるので配置の調整を。 展開・・・2:26〜:-2、サビ展開:-3 計:-5 配置・・・トリル多用:-3、サビフリーズ・16分:-3、1分40秒:-1、2分26秒〜:-2 ユニーク配置:+2 計:-7 |
17 ぴよRUSH ● (5) ◆zCW.gSCXBU | 66 |
ズレ等 |
展開構成 |
配置 |
調和 |
主観点 |
21 |
20 |
18 |
7 |
-10 |
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制作難易度が結構高めの曲だと思います。長い間奏、速い展開・遅い展開への追従がとりわけ難しいと思います。 <ズレ> 速度が乱高下する部分が、ランダムにズレている気がします。 <調和> 矢印とフリーズアローの色の組み合わせが微妙だと思います・・・。黄色にピンクはアリな気がしますが、黄色が原色なので。 あと、自分的にはこの曲からピンクのイメージがわいてこなかった。 速度は全体的に落差が大きすぎると思います。最高速度はもう少し抑えても途中の演出効果は十分だったでしょう。また、使い方自体も甘いところがあります。 <譜面評価> 全体的に展開がいまいちな気がします。 また、同時押しの使い方ももう一つ。今同時押し使っている場所よりも、もっと適切な場所がありますよ。フリーズアローもまたしかり。 階段はうまくハマっている部分が多いと思います。軽やかです。 フリーズ フリーズアロー+矢印の組み合わせですが、29秒地点や3分20秒地点といった一部地点ではあまり合っていないと思われます。「溜める」感じなのでしょうが、単に間延びして打ちづらくなってしまっています。 出だし 同時押しは同じもの連続していますが、音程が大きく変化しますので、例えば(←→)(←→)(←↓)(↑→)↓←↓↑(←→)とつなげると良いと思います。 また、同時押し→交互押し→(←→)→交互押し という流れ自体はいいのですが、交互押しの配置がかぶっているので、↑のように1回目の交互押しを変更したほうが良さそう。 22秒〜 ここのフリーズアローは、ラスト2個を普通の矢印でとってもいいと思います。現状のままだと見た目がすっきりしている反面、→とおにぎり同時押しが目立たない気もします。ここは好みの問題かなー。展開的に残しているかもですが、後述のとおりあんまり意味はなし。 Bメロ ここで同じ同時押しを連続させるのは結構いい感じです。すごく勢いがあります。 54秒〜 同時押しがリズムの基礎になって落下していく感じが、ぴったりハマっていると思います。 1分03秒〜 ここの同時押しも好みの問題でしょうが、普通の矢印でもいいと思います。全体を見る限り、意図的な気はします。ラスト二つに関してはおにぎりと同時押しのほうがより強まると思います。 1分10秒〜 速度の弊害がここで顕著になります。前の 場所から速度の変更はしないほうがいいと思われます。しかし、曲調に比して速すぎる。つまり、前の部分からもっと速度を落としたほうがいいということで す。フリーズアローは多すぎる気もしますが、次からの展開も考えると許容範囲かと思います。 1分29秒〜 ここはフリーズアローを意図的に減らした展開に見えます。(この辺、フリーズアロー多発地帯に挟まれている感じ) そのため、フリーズアロー完全撤廃したほうがいいと思います。そうしたとしても配置的には問題ないと思いますし。また、速度ちょっと落としたほうが。 2分12秒〜 上下の移動以外は、フリーズアローの始点と終点を合わせたほうが、曲の「ズン」という音に合いますし、なにより安定感が生まれて、展開上落ちて行く感覚ももたらしてくれるかな、と。 ここまでの間奏部分をどれだけうまく切り抜けられたか、がかなり大きなポイントとなるでしょう。 2分20秒〜 フリーズアローは賛否両論きそうなところ。個人的にはラスト3つはフリーズアローでゆっくり速度を落としていく感じを出せばいいと思います。 2分30秒〜 最高速はここで出せばいいんじゃないでしょうか。ただ、なんだか少しズレている気がします。 2分57秒〜 左右の同時押しが、曲の音(の数)にマッチしておらず違和感があります。また、直後の左右交互押しも前奏部分に比べて多いので妙な感じを受けます。曲のリセットされる部分とも見ることができるので、前奏部分と同じ配置のほうがしっくり来ます。 また、この辺は前奏よりも速度低め。つまり、前奏〜Aメロ部分もこの速度でいけるっていうことですよね。(ただし、その前の階段たちよりも速度は上げるべき) 3分25秒 この辺は少し速度上げていいかも。また、階段→同時押し、となっていますがこの合間に4分でたんたんたん、というようなリズムを挿入してやってもいいと思います。 3分45秒〜 あまりにさみしい!トリル入れるとか、←↑→や←↓→を連続で入れるとかしないと、曲の展開についていけません。ここで一気に上げて、3分58秒で一気に落ちて、4分8秒ごろからまた一気に上がる展開になるので・・・。 4分8秒〜 ラストに関しては速度はばっちり。配置も激しく動きまわる感じでいいと思います。ただし、途中の「でんでんでんでん」にあてる↓←↑→などは、1・3音目におにぎりないし同時押し、ないし両方をまぜてやるともっと良くなると思います。 4分19秒〜 ここの同時押しもアリな感じですねー。自分ではこういう配置はしないので、新鮮な感じ。 展開・・・出だし:-1、間奏部分:-3、2分57秒〜:-3、3分25秒〜4分8秒にかけての展開:-3 計:-10 配置・・・出だし:-2、Bメロ同時押し:+2、フリーズアロー:-2、間奏フリーズアロー:-2、2分半地点:-2、2分57秒:-2、3分45秒:-4 計:-12 |
18 Destined Marionette (5) ◆7URfw5wlqw | 82 |
ズレ等 |
展開構成 |
配置 |
調和 |
主観点 |
25 |
25 |
23 |
9 |
10 |
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<ズレ> 特に見られないと思います。 <調和> 速度が全体的に遅すぎです。途中にフリーズアローがありましたが、速度が遅いと鈍重な感覚になります。 初期倍速1.5xくらいで丁度なのですが、最初の部分は速度抑えめ、最高速ももうちょっと抑えめにするとベターでしょう。 しかし、急な速度変化は曲にマッチしていると思います。 <譜面評価> おしいなぁ、という感じ。序盤と終盤はいい感じなのですが、若干中盤で中だるみしている感じ。短い曲なのでスパッと決めたいところですが。 配置に関して、音の抜き方、リズムの取り方ともに大変気持ちがいいです。ただし、配置のレパートリーはそれほど多くない気がします。いや、意図的なのかしら? 似たような配置が結構出てきたのですが。深いところはわかりませんが、作者さんのレベルは結構高いと思います。 連立が「連続で」繰り返されるとき、積極的に配置を変化させているので、終始かなりの勢いがあります。その一方、前奏・後奏部分の配置はほぼ固定なのでループして戻ってくるような安定感はあります。 配置に関して細かい指摘はありませんが、上記のとおり、やはり同じような配置の多さが目につきます。(それを補って余りあるほどの構成力なのですが) 19秒 好みの問題かもしれませんが、→↑→ (↑→) ←↓←(←↓)よりも、→↑→(↑→) ↓←↓(←↓)のほうがいいと思います。その後のあえて(↑+おにぎり)(↓→)の4連続は、なんだかこだわりを感じました。 1分9秒 冷凍おにぎりが入っています。おにぎり8分2回のほうがマッチしそうです。なんとなく後のおにぎりに干渉していますし。 1分19秒 おにぎりでドラムを頑張って取っていますが、ラストの長いフリーズアローの印象も強いのでどうしても霞んでしまうと思います。展開的にも、ここで一気に盛り上げて一瞬落としてすぐにサビで盛り上げる感じなので・・・。 案として、ラストのフリーズアローは冷凍おにぎりにして、矢印で普通にドラムを取る。ラストの「パーン」は同時押しにせず、冷凍おにぎりの終点と合わせる。もしくは、おにぎりと矢印を交互押しにして、ラストはおにぎりと矢印の同時押し、というのはいかがでしょうか。 サビ1回目 中盤の中だるみはこの辺。全体的におにぎり 多用なのでこの辺でちょっと飽きてくるかなー、といった感じです。(←→)フリーズの4分だけ前の部分はおにぎり同時押しじゃなくて矢印の同時押しにする とか、矢印の同時押し・おにぎりの織り交ぜをもっと増やしたほうがいいと思います。サビ2回目とは矢印のとっている音が違うのでなんかかぶってるって感じ ることはないですし、むしろサビ全体でまとめて構成しているという感が強まると思います。サビ2回目とかラストとか見てると絶対できると思います。 サビ2回目 同時押しとおにぎりを織りまぜたこの配置はなかなかレベル高いと思います。 1分53秒 いくらこのドッキリ配置が似合いそうな曲だからといって、ここの冷凍おにぎりだけで印象づけるのは、ちょっと無理がありそうです。せめてもう一つ前にフリーズアローを配置してやってください。 ラスト ここで例の固定配置でつづけてきた繰り返し旋律が変わります。これはいい感じ。本当に。語彙が貧弱で申し訳ないですが、一気に駆け抜けていく感じ。 展開・・・1分19秒:-2、サビ:-2、1分53秒:-1 計:-5 配置・・・19秒:-1、1分9秒:-2、1分19秒:-1、1分53秒:-1、配置:-2 計:-7 |
19 深海少女 ● (5) ◆f9xd67e9h. | 83 |
ズレ等 |
展開構成 |
配置 |
調和 |
主観点 |
17 |
29 |
24 |
13 |
15 |
||
<ズレ> 四分間隔の値が少し大きめ(曲終了時に1〜2フレーム早まる程度) Cメロのフリーズアローがちょっと早め <調和> なんだか、妙にマッチした雰囲気です。 高速譜面ばかりプレイしていたので感覚が狂っているかもしれませんが、最高速部分はあと0.25だけ早くしても問題なさそうです。 <譜面評価> 基本的には音を忠実に捉えていった譜面。それでも面白く出来ているのは、色々と興味深い。曲によっても違うんでしょうね。 それゆえ、途中8分でリズムを刻んで「つなぐ」ような部分があったのはちょっと新鮮でした。 全体的に、ドラムの音に対する配置、おにぎりとの絡みが大変うまく組まれています。トリル(固めの↑←多めか)や階段が効果的に用いられています。 18秒 ←からのおにぎり なんてことはない配置なのですが、ぴったりですね。 Bメロ(33秒〜) 同方向を皮切りに、トリルなどいかにもドラム!って感じの配置になるので、展開した感じがよく伝わります。 1サビ 深海少女まだまだ沈む の歌詞にあわせて、やっ ぱり下方向に沈んだほうが遊び心があっておもしろいかなと思ってみたり。メロディ繰り返しの区切りにドラムを16分でとっています。こういうの結構失敗す るパターンがあるのですが、この曲の場合ドラム部分で一旦足踏みするのでうまくはまっています。歌詞部分はある程度割りきってしまっているのも一因かも。 また、59秒頃からは同方向3連打からの→↑←→↓←繰り返しがきれいに決まっています。やはりドラム部分が上手です。ただし、サビ直後の速度変化は意図 不明。ただかくついているだけに見えます。 2サビ 「深海少女」の歌詞に同時押し、そしてそれに含 まれる矢印でつなげてまた同時押し、という配置をあてていましたが、これは異様に高速なときや基礎・ベースを作りたいとき(とりわけ低速のとき)に有効だ と思います。今回はちょっとあわない気がします。この曲に対してのこの配置は、ちょっと堅いというか、き真面目というか、そんなイメージを受けました。 1分47秒地点の配置、これはちょっと分かりづらい。音も小さいのでリズムにのることは難しいと思います。 Cメロ(1分55秒〜) ドラムが素晴らしいです。最後のほう、同方向からつなげてフリーズアロー・間奏につなげていく展開が見事に構築されています。ただし、残念なことに最後のフリーズアローがちょっと早いと思います。 間奏部分 2分17秒頃、音が落ちているのだから、←の軸主体構成はそのままに、↓に収束するようにしてやると自然かと。 2分22秒のところ、速度低下時に↓←が入っていますが、これ直後とかぶって見づらくなっています。ちょっと変えたほうが良さそう。 また、2分38秒から2分49秒ごろは前半部分がそうなっているように、軸主体の8分にすると枠から出られないで小さくなっている雰囲気が出るかと思います。この譜面の中ではなかなかない構成になっているので、この部分でもっと大きく使うといいと思います。 ラストサビ 入りはすごいです。14番さんのように、ド ラム部分に同方向をちょびっと混ぜてみるのも一案だと思います。3分ごろのように、おにぎりでドラムを簡略化し、リズムよく収めるのは1・2サビから展開 している感じで新鮮です。特にこれだけドラムをとっている譜面ですからね。ただ、全体とリズム感的に考えて、間に単押しをいれてもいいと思いますが。(サ ビの後、似たような配置がありますがそちらはそのままのほうがいいと思います) 最後の最後、尻切れにスパッとあえて投げ出しているような(収束しないような)配置はいい感じです。 展開・・・間奏部分(2:38〜):-1 計:-1 配置・・・1サビ直後速度変化:-2、2サビ同時押し:-2、1:47:-2、間奏部分:-3、ドラム配置:+3 計:-6 この譜面、かなり面白いと思うのですが、採点上はズレがちょっと痛い感じ。 |
20 Majestic Circle (5) ◆888/5Jvg.6 | 60 |
ズレ等 |
展開構成 |
配置 |
調和 |
主観点 |
22 |
23 |
10 |
5 |
-15 |
||
総矢印数とトリップが関連しているという・・・。 <ズレ> 基本的にはないと思いますが、配置部分で一部減点があります。 <調和> 同時押し部分はいいのですが、全編を通して譜面が浮いています。(なめらかにつながりすぎとも言える) 特に前半部分はなんだかよくわからない。ただし、少なくとも構成力のある作者さんだと思います。 <譜面評価> 調和の項目で述べたとおり、なんだか全編にわたって浮いた感じはします。曲の音が引っ込んでいるのでつくりにくい気はします。 構成力はありますが、それは短期的なもので長期的な構成は曖昧なままという印象を受けました。 15秒〜45秒 この地点が、どの音をとっているのか さっぱりわからない範囲です。いろんな音をとろうとして、ちょっと間引いて失敗してしまった感じです。リズム感はありますが、いかんせん浮いている感じ が・・・。同様にその後、間を挟んで55秒〜1分5秒地点も同様。曲の3分の1がこれっていうのはやっぱりきつい。 45秒〜55秒地点は同時押しがしっかりベースを作っているため、違和感は感じません。(この部分に作者さんの構成力が現れているかな、と) また、途中「てれーん、てれーん」の音に32分をアクセント的にあててありましたが、これはちょっと合わない感じ。曲はちょっと固めで引っ込んでいる音なのに対し、譜面 は比較的柔らかめの↑→になっているからです。↑←や↓→ならばもう少し変わっていたかもしれません。1分すぎの32分に関しても、なんだか若干あってな い気がします。 1分25秒〜 同方向主体で伸ばしていくのがいい感じ。 1分34秒〜 8分でガラガラ鳴らす場所です。1分37秒頃の一箇所だけ音を抜かしてリズム感をとっている感じですが、今回はマイナス。気が抜ける感じになってしまっています。ガンガン鳴らすために1分25秒から盛り上げてきたのですから、最後まで全力で。 2分10秒〜 同方向主体で伸ばしていくのがいい感じ。繰り返し部分を同時押しへとシフトさせ、だんだんと強まる感じが出ているのがGood。 展開・・・15秒〜1分5秒:-5、全体構成:-2 計:-7 配置・・・15秒〜1分5秒:-14、32分:-2、1分52秒速変:-2、1分37秒:-2 計:-20 |
21 against yesterday (7) ◆ujW6nm0zSY | 59 |
ズレ等 |
展開構成 |
配置 |
調和 |
主観点 |
21 |
20 |
13 |
5 |
-15 |
||
作曲者さんへのリンクが載っていないっていうのはどうなんでしょうか・・・。自作曲なんですかね。 <ズレ> 1分11秒、J単押し+Lのフリーズアローがずれています。また、1分20秒付近もずれています。 <調和> VeryHardで初期倍速1倍っていうのはちょっと。途中変速が無く、自由に選べるので大丈夫だと思いますけどね。 また、3個押しについては構成上配置上どうしてもっていうのが見えれば許容するのですが、今回は残念ながら、ということでご了承ください。 あと細かいですが、swf内の曲名が間違っています。(採点には入っていません) <譜面評価> ピアノの和音に対し、矢印を微妙にずらしているのは芸が細かいですね。(あんまりうまくいっていないと思いますが・・・) 全体的にきついことを先にいいますと、意図不明なおにぎりの多いところと、やたらと並べただけにしか見えない配置が気になります。ちゃんとした意図があるのかもしれませんが、こちらでは受け取ることができませんでした。 全体を俯瞰して展開だけで見るならば悪くないのですが、ここの配置がちょっと、という感じ。 まずおにぎりに関してですが、何度オートモードで見直しても意図がわからないものが多数。メロディに混ぜたのかと思いきやそうでもないし、かと言ってとりたてて強調すべき音があるわけでもありませんし、リズムをとっているわけでもない。不規則ですし。 個人的に意図がわからなかったおにぎり地帯、開始地点の秒数を列挙しておきますので再度ご確認ください。 37秒、42秒、(53秒)、1分15秒、1分25秒、1分35秒 42秒地点のやつは、連続したおにぎりに連続して2重の役割をもたせているようです が、あてている音の差が激しいためかあまり機能していません。53秒のは区切りと見ることもできますが、伝わりにくいでしょう。 続いて、流れを追ってみていきます。 23秒〜 フリーズアローでなめらかに流しています。 ちょいずらしの2つ押しを入れる意味はあったのか考えてみます。速度を上げているぶんには、片足ついた状態で温かみを持ってすうっと流れていく感覚がうま く出ています。もし一度にひとつだけのフリーズアローならば、寂しいまでにシンプルになってしまったことでしょう。(もちろん、長いフリーズアローを一度 に一回ずつ使うのも、うまくやれば効果的です) つまり、この配置は正解だと思います。おにぎりを混ぜるのはあんまり適さないと思いますけどね。 54秒〜 繰り返しの旋律ですが、曲に合わせてうまく展 開させています。ピコピコ音が入ってくるのですが、これ小さい音だけにヘタに表現できないんですよね。それを全体に薄く伸ばした形の8分に還元させたのは うまいです。この前の部分も、同時押しにしたのは正解です。リズムを刻みつつちゃんと音を引き立てることが出来ていると思います。(うまい人は拍をさらに 分析して同時押しと単押し絡めてくると思いますが、この配置もシンプルでアリだと思います。) この後またピアノの和音に戻り、1分14秒からリズムに乗せて勢いづけて1分24秒からの発狂地帯になるわけです。一応述べておくと、1分20秒付近の同時押しピアノですが、これは左右対称だけに大味の割になめらかに動きますので、今回失敗だったと思います。 1分24秒〜 作者さん的にはここはやりきった感があっ たのだろうと思いますが、先述のとおり並べただけに見えます。一口に並べただけ、と言っても、本当に適当においただけというパターンと、理詰めで考えすぎ て音ゲーとしての本質を見失うふたつのパターンがあるように思います。この譜面は後者じゃないでしょうか。 1分36秒〜 左右対称の同時押しで、54秒頃からのも のと同じ旋律をとっています。これこそ、上記のとおり同時押しと単押しからめて行くのがベターでしょう。展開を考えるとしても、54秒〜のほうも変化させ るかそのままにするかは選択可能だと思います。54秒〜のほうはリズムの主体を4分、こちらの方を8分主体としてみると両方変えるという選択はしやすそう です。 1分47秒〜 このようにリズムだけの展開にするのは、この後収束していく感じが見えていいのではないでしょうか。 ただし、リズムのとりすぎで2分地点の3個押しおにぎりセットが機能していませんので、ここの部分は8分主体→4分主体から、4分主体→2分主体にチェンジするのも一案です。この場合、3個押しの周りにリズム配置してはいけません。埋もれますので。 この辺も、展開はOKだけど配置が、という感じです。 展開・・・1分20秒:-1、1分24秒〜:-5、1分36秒〜:-2 計:-10 配置・・・おにぎり:-6、ずらし矢印:-1、1分20秒:-1、1分24秒〜:-5、1分36秒〜:-2、ラスト収束:-4 計:-17 |
22 え?あぁ、そう。 ● (5) ◆EaSo.../Vs | 72 |
ズレ等 |
展開構成 |
配置 |
調和 |
主観点 |
16 |
25 |
23 |
8 |
0 |
||
トリップ・・・。 <ズレ> 四分間隔ズレ 1分経たないうちにずれてくると思います。 <調和> この譜面も、最近の速度インフレがよく現れてしまっています。 たしかに変速の必要な曲でしょうが、果たしてここまでの落差は必要でしょうか。初期倍速が速いだけに、dosデータの数値ではあまり現れてこない部分ではあります。 ぶっ飛んじゃうのがいいならこれはこれでありかもしれませんが。 <譜面評価> この譜面の作者さんは、おにぎりの使い方をもう一度よく考えたほうがいいと思います。 おにぎりは手軽に用途広く使用できますが、反面使い方を間違えれば一瞬で譜面ブレイカーへと変貌します。 今回破綻はしていないと思いますが一部では結構ギリギリだと思いますので、破綻してしまう前に。 ピアノ部分の配置・展開・構成、その他細かい配置はうまいです。ただ、引き立て役的な部分の展開がちょっと微妙です。 A〜Bメロ 8分は左右の流れ、4分はちょっと飛び跳ねる感じがします。印象としてはなんか誘ってる感じ? Bメロ入るときに同時押し入れて区切ってモードを切り替える感じ。同時押しが目立ち、リズム感がありながら強い感じ。 サビ入りの速度変化は、ちょっと大きすぎです。勢いを削いでいる感じ。 サビ〜間奏 オーソドックスな構成で、安心して打つこと が出来ます。間奏へはリズムおにぎりの流れが続いていきますが、これはいい感じだと思います。ただし、1分4秒のストップをするくらいなら、ちょっとずつ 速度を落としたほうがいいと思います。区切りとして用いているのでしょうが、先のサビ前速度変化と同様、インパクト強過ぎで逆に失敗です。 2A〜Bメロ 間奏部分でリズムおにぎりとっていたからと言って、ここでも引き続き取っていいわけではありません。曲は明らかに展開しています。同じ配置で流れるのはいかがなものか。また、この辺でずれがちょっと大きくなってきて、8分主体の矢印に違和感が生じてきます。 さらにいうなれば、現状の構成であればBメロの途中で、単押しだけでいきなり空白を作るのは変です。同時押しやおにぎりを間に絡めてくるならば、リズム感は維持されるでしょう。 かなりセンスを要求されますが、この辺の配置の一案として、1番のA〜Bメロを発展させることも出来ます。俺リズムとか言われそうですが、そんなのお構い なしにおにぎり・単押し・同時押しを混ぜまくるのです。ある程度の規則性はもたせますが、おにぎりだけは一部変則的(8分2連など)するのも面白いです。 2サビ 入りの部分、↑→↑を取らせるのは無理があります。この音を取るならばサビのつかみを良くするほうが賢明です。「自己規制」の部分にはフリーズアローを当ててありますし、ちょっと奇抜を狙うならこれだけでもOK。 また、A〜Bメロをさっきの案のように配置したとして、展開的には現状維持でも問題ないと思います。速度が十分に出ていますし、サビの方はA〜Bメロよりもリズムが安定しているので差別化ができるからです。 間奏 こう言ったピアノが上手。15秒地点とか、1分55秒地点に出てくる←×2は、さりげないながらもいいアクセント。 2分2秒〜2分4秒地点、粘っこい感じのイメージになる配置が不思議です。 2分7秒〜ここも素直な展開ながら確実に盛り上げてくれます。やはり同方向・同時押しのリズムは力強い。ただし、サビ直前のおにぎりはあまり機能していない感じ。同方向・同時押し→16分から来た流れよりも、インパクトが弱いのでは? 今ふと思いついたのですが、↑→↓←が連続で出てくる部分、おにぎりと同時の矢印だけ消去してみたらどうでしょう。荒れ狂ったドラムの感じが出るかもしれないです。このときおにぎりの位置を3拍目に移動する手もありますが、実際に試していないので打鍵感はわかりません。 ↑→↓←の前の部分は、おにぎりを音に合わせているのでこのままでいいと思います。 ラストサビ サビだけをクローズアップすると、非常に素直な展開。これで正解だと思います。サビ繰り返しでもおにぎり増やしてきっちり締めてくれましたしね。 後奏 リズムおにぎりを維持するのは展開的にはいいと思いますが、途中で→フリーズが入り、3個押し防止のためにおにぎりが消えています。全く分断されるべき場所ではないので、ここが違和感です。 ちょっと自信はありませんが、ラストサビ入り直前のように、おにぎりと矢印それぞれ単押しで混ぜ込んでやるのもいいかも。 そうすると、フリーズアローの時におにぎり消す必要もありませんし。(ちなみに、このフリーズアローを消す必要はないと思います。) 展開・・・2A〜Bメロ:-2、ラストサビ入り:-1、後奏:-2 計:-5 配置・・・速度変化:-2×2、2A〜Bメロ:-2、2サビ:-2、ラストサビ入り:-1、後奏:-1 計:-7 |
23 ハイウェイノート (5) ◆3I7OsQ9J3c | 82 |
ズレ等 |
展開構成 |
配置 |
調和 |
主観点 |
15 |
28 |
25 |
14 |
15 |
||
<ズレ> 四分間隔ずれ、そしてそれを直そうとしてFixも間違えています。(ないし、Fixしなければならないところをスルーしている) だいたい1分18秒頃〜28秒頃が分かりやすいかな。 <調和> 下記の通り、曲を楽しみながら遊ぶ譜面。あえて簡単目にすることで全体的に和やかかつ軽やかな雰囲気があります。 一部速度変化に関して減点しています。 <譜面評価> 意図的に音を一部間引いているようなそんな気がしました。(あくまで推測ですが) 譜面で曲とともに紡いでいく感じではなく、曲を聞きながら楽しくきままに叩く感じのイメージがしっくり来ると思います。スルメ譜面。 少なくともこの軽快な曲にはありな雰囲気だと思うので、あとは個人の好み次第。 全体的に配置・つなぎの展開構成がうまいです。あとはちょっと細かいところを詰めていけばいいでしょう。 ラストのサビだけは、この雰囲気を気に入るかどうかで評価が分かれそう。(主に展開面で) 余談ですが、どうもこの譜面の作者さんと←↓か↓←のどちらをあてるのか選ぶセンスが真逆のようで、個人的に違和感を感じていました。 同方向連打、全般に効果的と思います。溜める感じで区切りを待つ、みたいなイメージが伝わってきました。(2:26はちょっと例外で、かわいらしい配置ですが) まずこの譜面の特徴的な部分は速度変化でしょう。丁寧に数値入力されています。 2番Bメロ〜間奏にかけて、歌詞に合わせながら速度変化して行ったのはなんかうまいなあ、と。 サビ直前の超低速部分については、最初こそなんだかなぁとか思ってたのですが、雰囲気に慣れてくると不思議と違和感が消えました。 ここに関してはまた述べます。 また、1分55秒地点のストップですが、これはちょっと開け過ぎな感じ。スカスカにしてもいいから矢印を流しておくべきでした。 ダレる、ないし手抜きな感じがどうしても伝わってしまいます。 前奏 立ち上がりは上記の雰囲気づくりに寄与していると思います。 19秒の↓←↓は、なんか急かす感じが出ているといえばたしかにそうですが、直後の「ででん!」を強調するのがセオリーかと。 1Aメロ シンプルな構成。入りの時に「ひゅーん」の音を取らないのもそういう理由か。 1Bメロ 入りの時に↓↓(←→)の配置。シンプルです がなるほど、と思いました。1個目の↓はAメロ、2個目はBメロなんですよね。この曲はほぼ間髪入れずにBメロに入っていくので、つながりつつもBメロの 4分主体リズムに転化していく感じです。4分音符なので落ち着いた感じもありますしね。 そして8分左右交互+4分おにぎりです。これもシンプルな構成。 このリズムの勢いはBメロ全体に広がっているので、おにぎりが入っていない部分も同時押しなどを織り交ぜるといいかも。 8分交互部分のおにぎり以外は同時押しに切り替えるとか。 Bメロ〜サビ 歌詞部分から盛り上げ部分へ、A〜Bメロのつなぎと同様に、↓+↓連打でスムーズにつなげますが、ここはちょっと変かも。 さっきは音に区切れがありましたが、この部分は伸ばし音が8分↓連打地帯に入っても若干残るため、歌詞部分ラストか連打のどちらかを変える、ないしフリーズアローに変化させる必要がありましょう。 サビ まず入りの部分の速度変化ですが、これは現状維持でもいいと思います。こちらで確認していないので恐縮ですが、おにぎりだけに、全体変速に加えて個別加速も加えてみてはどうでしょうか。 サビの構成はこれまたシンプル。主旋律しかとっていませんが、不思議とダレは感じさせません。要因として、後半部分でちょっと速度を下げ、その後同時押しで一拍置いて←→連打で速度をあげる、といった細かい配慮があるからということが上げられると思います。 ←→連打については、上げると思わせておいて落ちるみたいな突飛な曲構成がよく再現されています。 2Aメロ 先述のとおり、ちょっととまりすぎです。 2分2秒ごろで遷移しますが、ここの表現がほんとうにうまいです。Aメロは途中から抑えめから1番と同じ感じに変化し、さらにその変化にともなってベース が挿入されています。ここにゆっくりした速度変化(dosデータ見る限り、個別加速と全体変速が混じっている?)と左下がりの階段を当てています。 ラストサビ 入りの部分は↓連打で速度だんだん上がって「ああ!」でおにぎり最高速、という流れ。ずっと↓連打で一貫しているのでわかりやすいです。おにぎりがひとつ無いのは気になりましたが。 サビ入ってすぐ、「くるくる回る世界・・・」の部分に歯車っぽいのにはちょっとニヤリ。 そして全体を見ると、3分超の曲のラストのサビで、ここまで変化のない譜面は珍しい気がします。しかしサビの入り、終わりが丁寧に構成されているので不思 議とダレなどは感じられませんでした。(一応曲の展開としては軽快に伝えきって、最後にさっとまとめる感じなのでこの譜面構成はある意味で曲をうまく反映 しているとも言えます) 展開・・・2Aメロ:-2 計:-2 配置・・・19秒:-2、1Bメロ〜サビ:-2、サビ入り速度変化:-1、2Aメロ:-2、つなぎ:+2 計:-5 |
24 熊蜂の飛行(ピアノ版) (7) ◆tfRCLWTEp6 | 69/70 |
ズレ等 |
展開構成 |
配置 |
調和 |
主観点 |
24 |
30 |
*** |
15 |
*** |
||
出だしのピアノで「呪いの館」を思い出したのは自分だけではないはず。 <ズレ> 特に無いと思いますが、この判定に不安があります。最後4音ちょっとずれてるかも? <調和> 自分の好きな速度を自由に選べるのでこれでOKだと思います。 <譜面評価> なんと言えと・・・、というくらい割り切った譜面です。別の意味で問題作。 申し訳ないのですが、リアルにクリア出来ないので突っ込んだレビューは差し控えます。 全編のピアノをとにかく盛りこみまくってみた譜面です。音が分かりやすいだけに、どれがどの音か埋もれてはいないと思います。 配置は結構わかりやすいのですが、おにぎりで死ねます。 展開構成はほぼこれ一択でしょう。 (この作品は平均点計算から除外しています) |
25 DEAD ZONE (5) ◆DBsCH9ztwg | 37 |
ズレ等 |
展開構成 |
配置 |
調和 |
主観点 |
0 |
18 |
11 |
8 |
-10 |
||
<ズレ> 四分間隔のズレがひどすぎます。だいたい30秒で1フレーム遅れます。 (四分間隔がおおよそ1801/1800=1.00055・・・倍大きい、すなわち小数点第3〜4位以下の値が大きいということです) もしかすると後半部分不自然に拍の頭に来ていないノートがあるのでは? また、下記の調和のようなことがどうして起こるのか、オートモードで眺めていたのですが、どうやら音の数を間違えていたり、音符の長さを間違えていたりするようです。(間引いているとも考えたのですが、音符の長さ違うのはどうしようもありません) <調和> 音を間引いたのかズレが響いたのか、一部リズム感皆無の部分ありの譜面になっています。 また、密度の面から構成を俯瞰すると、あまりにいびつであると思えます。 <譜面評価> こちらの面でもズレに関しては一部採点に反映させています。 まずズレがみられる場所を列記します。 音の数 0:21 音符長・リズム 0:15(最後の一つ)、0:44、1:18 (ともに本来は三連符) 上記両方 最初 謎状態 0:32〜0:42、0:45〜0:55、1:20〜1:31 (この部分はもう一度よく曲を聴きこんでください) 0:57〜のフリーズアロー、ラスト2音 以下、譜面の細かい指摘です。 最初 おにぎりを必ずしも導入しろというわけではありませんが、15秒地点のようにキレの良い配置にするべき。 例えば←→←→↑ ↓← →↑ ↓ などといったように。 0:24 ここで階段+おにぎりの配置になっています。 プレイヤーは、難易度表記がNormalであろうと、この譜面が難易度高めなんだとイメージをもってしまいます(身構えます。ここだけ目立ちますから)。 それなのに一番盛り上がるはずのサビは密度薄い。ここがいびつだというわけです。ただし、今回サビが必ずしも高密度である必要はなく、音を正確にとって加 えて特徴的な配置・リズムがあればそれでいいのです。(難しいですけどね) 0:27 階段直後のフリーズおにぎりですが、意図がわかりません。 Aメロ俯瞰 全体的な展開構成を意識すると微妙なところですが、この区域内での展開配置は悪くないと思います。 最初の階段はぐっと押し込む感じ。オートで見ると浮いているのですが、実際うってみるとなかなか悪くありません。 その後「でんでん、でんでん・・・」の音に対する配置はしっかりしていますし、24秒地点の階段を過ぎるともうちょっと強力なイメージのある配置(おにぎり+矢印、矢印同時押し)に変わり、展開を予感させます。 ただし、30秒地点と24秒地点、音は同じなのにあまりに配置が違いすぎます。前者においてはサビへの展開上仕方ないと思いますが、基本的には後者と同じ 配置にして、「でーんでーん」という音(現状↓←で当てている音)をフリーズアローに変化させるなどして、ちゃんとメリハリをつければサビにはつながると 思います。 サビ ほぼ全域が上記の「謎状態」に含まれます。なにをどうしたかったのかが伝わってきません。 0:24からの流れであればもう少し難易度上げるべきですし、配置も同時押し・おにぎりを多用した8分リズム主体の譜面になるべきです。 もしくは最後のサビはこことちょっと違った演奏になっていますから、ここで普通の8分リズム譜面、最後のサビで同時押し・おにぎり多用の8分リズム主体譜 面、という形でもいいと思います。どちらでも形になると思いますが、とりあえず一回目のサビは最後のサビより控えめにするといいでしょう。 例:たらたらたーららーんの部分 ↓←↓←→↑(↑+おにぎり) とか、 →(おに)↓(おに)←↑(↑→) とかですかね。 52秒 ←→同時押しですが、強調するべき音が見当たりません。加えてリズム的にも微妙な場所です。 57秒 ←とおにぎり同時押しですが、気持ちはわかります。しかし直後にフリーズ地帯に入るため印象が薄いです。現状、次のフリーズアローに配置がかぶっているので、→だけ(おにぎり消す)で済ませるか、直前を「でんでんでん!」の3音だけにしてしまうかのいずれかです。 また、ここからのフリーズアローずれまくりです。 1:02 フリーズおにぎり、長すぎるために印象が薄くなっていますし、そもそも入れる必要もないと思います。 1:08 同時押しをからめていますが、本来のリズムは ● - - ●●(-:16分ぶんの長さ)です。どうもこれを無視している気がします。 1:32 フリーズおにぎり、一旦低速にして、速度変化があるとより良かったでしょう。 ラストサビ 基本的に問題はありませんが、盛りあがりに欠けるのは確かです。フリーズで間延びしている印象もあるので、全体的な展開も意識した再構成が必要です。 展開・・・0:24から全体:-5、Aメロ:-2、サビ:-3、1:08〜:-1、フリーズおにぎり展開:-1 計:-12 配置・・・配置ずれ:-5、フリーズおにぎり:-1×3、Aメロ:-2、サビ:-3、52秒:-2、57秒:-2、1:08〜:-2 計:-19 |
26 Ordeal(radio edit) (7) ◆2iGhCl8SfZ | 77 |
ズレ等 |
展開構成 |
配置 |
調和 |
主観点 |
16 |
24 |
25 |
12 |
0 |
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曲が尻切れになっていました。 <ズレ> 四分間隔の値がやや大きいようです。(40秒ほどで1フレーム) <調和> 全体的に曲の重厚感が良く出ていていいと思います。同時押しやフリーズアローのおかげでしょうか。 曲が尻切れで終わるのは作曲者さんに失礼だと思うので、ちょっと減点入っています。 <譜面評価> 自分の経験上、7keyの左右の手で違う配置(片方メロディ、片方リズム)を取るのはかなり難しいです。しばしば破綻します。 実質3keyとなり表現の幅に制限がありますから、途中で左右の手を転換させる必要が出てきます。こんな大きな変化の合う曲ってそんなに多くないんですよ ね。ぶっ飛んだ難易度の曲とか、一定テンポでしかも長い曲で、さらに左右の手で難易度差が小さければうまくいきそうですが。 この譜面の場合、微妙な位置にいると思います。 また、全体的になめらかな配置展開を要求されますので、制作難度は高めだと思います。 順に見ていきます。 26秒 おにぎりをいれていますが、この音に対しては弱い。そもそもぴったりな配置を探すのはかなり困難ですが・・・。同時押しよりもおにぎり単独のほうがもう少し雰囲気が出そうです。 47秒〜 ここまで密度高め→低め、と来ましたが、ここから先密度低めを続けるのは少しきついと思います。ほぼ変化しない演奏に関して、高め→中くらい→低め、ならいいのですが今回は、高め→低め→低めの流れできているのがまずいと思います。 ほぼ変化しないとは言いつつも、微妙な変化は規則的に起こっていますから、上記のとおり流れを作るといいと思います。 あとでフリーズアロー地帯が控えていますので、変化の方向としてはこれでOKだとおもいます。 余談ですが、単押しだけよりも同時押しの方がもちろん印象強めです。こちらも合わせて考えてみてください。 1分10秒〜 ここからフリーズアローのなめらかな地帯に入ります。すうっと入っていったので個人的にはなかなか鳥肌モノでした。 ただ、1分12秒付近のFフリーズ、これはあともう少し長いほうがいいと思います。音に対しては合っているのですが、この部分に必要な余韻の要素を入れるとあと8分くらい長くていいかな、と。 1分24秒〜 JKLやSDFの流れが多くなります。ここもまたゆっくり展開していきます。前進・昇華していくイメージなので、個人的には両手交互の配置も織り交ぜるとよりよいかと思います。 1分37秒〜 自然なように見えて、実はなかなか不思議 な配置なのです。曲をよく聞くと、この配置にぴったり当てはまる音は存在しません。だけれども自然にうまくはまっているのは、全体のイメージを把握してい るからのようにも思えます。しかもほとんど対称の同時押しですしね。インパクト抜群です。 1分59秒〜 ここまでフリーズアロー左手、旋律右手でしたが、現状はここから先左手がリズムに変わっただけで変化なし。 「パーン」という音にあわせて両手をダイナミックに使った配置になればもっと良かったと思います。 片手ごとに仕事を分担するのは簡単ですが、それによって失われるものもあります。現在の左手の密度程度ならば、7key全体使っても十分混ぜ込めるはずです。 2分12秒〜 ここから収束の流れです。ここで両手分担はありだと思います。1分59秒〜の部分で両手を使っていれば、ここももう少し引き立って消えていく感覚が出たかもしれません。 展開・・・47秒〜:-3、1分24秒〜:-1、1分59秒〜:-2 計:-6 配置・・・26秒:-2、1分12秒:-2、1分24秒〜:-1、1分37秒〜:+2、1分59秒〜:-2 計:-5 |
27 妹様Exterminator (5) ◆8NBuQ4l6uQ | 85 |
ズレ等 |
展開構成 |
配置 |
調和 |
主観点 |
17 |
30 |
28 |
10 |
5 |
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<ズレ> 四分間隔の値がやや小さめです。 加えてだいたい47秒〜1分26秒の間で、1〜2フレームの遅れがあります。 <調和> さすがに早すぎです。わが家の安物モニタでは矢印が2重になって見えます。 <譜面評価> 曲に負けず劣らずぶっ飛んだ譜面ですねー。 全体的に4分→8分→16分左右連打の形を多用しているのですが、ちょっと回数多くて印象薄いかも。それでも印象十分ですがね。 ぶっ飛んだ印象の強い譜面ですが、実のところ展開構成はきちんとしていて、締めるところはきれいにメリハリが付いています。 19秒 フリーズおにぎりと盛り上げるところですが、最初の↓連打、いくつかいれた後は↓←の交互でもいいと思います。事実、音もそんな感じですし。 1分2秒 フリーズアローの力強さに注目、というやつです。速度変化がいい味出してます。なんだか2年前に出した自分の譜面思い出します。 1分14秒 直前の8分からつなげてのフリーズアロー+同時押し。フリーズアローの安定感・伸びと同時押しの力強さが凄まじいです。フリーズアローってやつは、本当に使いどころによって印象が変わります。この部分、盛り上げる方法は密度を上げるだけじゃないとよくわかる例です。 ちなみにフリーズアロー直前の8分の入りはやや無理がある感もありますが、あんまり気になりはしません。 1分26秒〜 おにぎりはシンバルから8分ずれて裏拍をとっています。これにはちょっと違和感ですが、果たして矢印と入れ替えた場合にどうなるのかは実際に試してみないとわかりません。矢印は旋律と絡めているため、入れ替えた場合はちゃんとそれが伝わるのかどうか不安です。 1分46秒 短いフリーズアローも、こういう入り方ならいいですねー。高速ならばずばっと切るような勢いがあるようです。 ラスト おにぎりなどを織りまぜた配置からすこしずつ収束して、左右同時押しからのフリーズおにぎり、そして同時に何度も用いられている4分→8分→16分の流れ。これできれいに締まっています。 配置・・・19秒:-1、1分26秒〜おにぎり:-1 計:-2 |
28 Smile for you (7i) ◆333aORI/tQ | 73 |
ズレ等 |
展開構成 |
配置 |
調和 |
主観点 |
18 |
27 |
19 |
9 |
-5 |
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矢印が1000個ぴったりなのは狙っているはずw <ズレ> Firstがズレ過ぎでは・・・。いくら補正できるからって-3フレーム補正するのは・・・ねぇ。 あと何度も確認したのですが、幾度と全体的に早くなったり遅くなったりしているような気がします。 サビの矢印は早めに出てくる傾向にあるみたいです。 <調和> 決してリズム感の悪い曲ではないのですが、譜面の方は一部リズムの取りにくい(乖離している)部分が見受けられます。 <譜面評価> ボカロ曲7ikeyということで、No.6と比較できるかと思います。(強敵です) こちらとちょっと比較プレイをしてみたのですが、No.6の方が7ikeyに向いてると(個人的に)思える曲です。それに加えて左右の役割分担、その破壊、つながりがうまいことされているのですが、こちらの譜面はその点がいささかいまいちかと思いました。 例えば、左手ドラム・右手旋律のパターンが多いと思うのですが、左右で交互に打ってリズム感を演出してみたり、左から右へと少しずつ転移させて旋律盛り上がりの助走としてみたり、あるいは前面使ってダイナミックにメリハリを付けるとか。 要は左右で補完しあう面があるということで、すなわち片手だけで無理しちゃうことがないということです。 この譜面ではサビにおいてはうまく出来ていると思うのですが、A・Bメロで全体的な展開構成と相まってちょっとまずい部分があります。 もしかすると、A・Bメロを抑えてサビを引き立てようとわざとしているのかもしれませんが。 No.6の作品がもしなかったら、捉え方が少し変わったかもしれません・・・。 この譜面の全体的な構成が、ちょっとイレギュラーで興味深いです。 繰り返しが飛び飛びにある曲は通常、1サビ→2サビ→ラストサビ、の順で難易度上がっていったり、カオスな配置になっていったり、何かしら表現として強力な印象をあたえる方向に進むわけですが、今回2サビとラストサビで難易度の逆転が起こっています。 これが正解なのかどうかはわからないのですが、少なくともある程度曲にマッチしていることは確かです。ラストサビに入るとき、2サビを挟んですぐに、それもシームレスに入るので・・・。 細かく見ていきます。 まず2〜3箇所ZXC←↓↑→の配置がありました。ダイナミックな割に意外とインパクトが弱いという不運な配置なのです(私見)。ですので、いまいち作者さんが狙ったであろう、うねる感じ・持ち上げる感じは出ていません。(配置の転換としてはうまくいっています) 16秒・30秒 どちらも短いフリーズアローが入っています。前者はよく分からない配置の一方、後者はAメロに向けて若干落とす感じが出ていいと思います。フリーズアローって結構ためらいながら押す面があると思いますので、そのあらわれかと。 1番概観 配置に特異なものは見受けられませんが、全体的にシンプル・淡白な配置になっていて、ある程度長い曲でゆっくり展開させていくイメージが見て取れます。 Aメロ フリーズアローを入れていないのは表現上のこだわり(淡白にする?)のような気がしますが、フリーズアローを気持ち短めに入れる程度ならあまり変わらないと思います。ちなみに長く入れると余韻の効果も出るんですが、今回は余韻はどうでもいい上次の配置とかぶります。 Bメロ 同時押し主体です。AAを混ぜてもいいと思いますが、一方で1番はこのままにして展開的に次に取っておくのも一案。 とりあえず今は基本的に淡白な雰囲気をこのままいじらないでおきます。 間奏 サビ終了時のフリーズアローを引きずって、直後の 旋律は左手のAAでとっていますが、前後の構成とかぶらないので前奏にちょっと付け加える程度で両手でバランスよくとってもいいでしょう。ZXC←↓↑→ で右手へと配置の転換を行っているのは上記のとおりですが、この後も両手でバランスよく。 この辺の変化とか展開構成とかいうもののバランスとりがすごく難しいですが、基本的に前の部分にかぶらないことと、出てきた配置は特段の事情がない限りはおなじ方針にすることが肝要だと思います。 さて、2番ではちょっと変化させようとしたのでしょうけれども、微妙に曲と噛み合ってないのでちょっと失敗です。 堅実に行くのであれば、1番と方針を同じくする(取る音を同じにする)といいと思います。 今回のものは1番と全く同じではありませんが、流れとしては似たもの同士で、結構ありふれた構成です。(1番ゆるめ→2番A・Bメロつなぎ) ですので、考え・方針としてはいいとおもいます。問題は配置。 1分54秒 短フリーズがちょっと理解できませんでした。 Aメロ ハイハットを↑でとっています。しかし、時折微妙なリズムが絡むのでこれまた微妙に合ってないと思いました。4分・8分のリズム主体であればよかったと思います。 Bメロ 2分20秒のストップは賛否両論分かれる。個人 的には否、です。「でんでんでん」、という音はサビに向けての展開に重要だと思うためです。代わりの配置は、1番のBメロの同時押しを、AA+矢印に一部 置き換えるとか、AAを混ぜるとか。(どちらも高度なセンスが要求されます) 1番のBメロをこっちもってきて、1Bメロを逆に上記のような配置にするとかもひとつ(さっき述べたことと逆ですがね) 現在のAAフリーズにもそれほど違和感なくつながると思います。むしろリズム感が出るぶんだけ溜めの流れが出やすいと思います。 AAフリーズについても触れておきます。1番Bメロでは単なるAAでした。こういうちょっとした展開はいいと思います。言葉でうまく言えませんが。なんと いうか、深みが出てくるというか。多面的な配置になっていくので・・・。2番は密度低めなのでおにぎりっぽくAA入れるよりもいい配置だと思います。 とにかく、この部分のつなぎは大事。 2分35秒 ZC(←→)が2連続で出てきます。これに当たっている音はふたつとも曲のキーとなるものですが、音は違うので、AA部分を2回目はXCにするなどして対処する必要があります。 サビ 2分45秒・3分3秒といった8分(16分?)の ステップは、微妙に乗りきれない感じ。曲は4分主体の感じなので場違いなんじゃないかと。ただ、この部分に歌詞もとろうと無理やりねじ込んでみると逆にう まくいくかもしれません。一方で4分のリズム感は抜群です。この辺すばらしい。 3分23秒 左手のみで取るのはどうかと・・・。あまりに地味で重たい感じです。もっと軽やかに、右手も混ぜて。 ラストラビの展開については上記のとおり。一回落としてすぐに持ち上げるような曲ならば、今回のようにあえてラスト簡単目にすることで感情がより前に出るのかもしれません。 展開・・・2-A・Bメロ:-2、間奏:-1、3分23秒:-1 計:-3 配置・・・16秒フリーズアロー:-2、間奏:-1、2-A・Bメロ:-2、ストップ:-2、2分35秒:-2、サビステップ:-2、3分23秒:-2、サビリズム感:+2 計:-11 |
29 リモコン ● (5) ◆Mazh4gaUG. | 92 |
ズレ等 |
展開構成 |
配置 |
調和 |
主観点 |
20 |
28 |
29 |
15 |
15 |
||
<ズレ> 四分間隔の値がやや小さめです(1分半で1フレームずれる程度) <調和> リズム感がすごくいいです。後述しますが、かなりこだわりがあると感じさせます。 倍速はもうちょっと早めでもいいと思いましたが、別にこのままでも支障はありません。 <譜面評価> 上手だなぁ、と感心いたしました。恐ろしいまでの安定感です。一皮むけるためにはもう一息。後述します。 自分じゃこんな譜面はつくれないなぁw まずリズム感に関して。かなり丁寧に組み込まれている印象です。 展開も絡めて話します。歌詞部分は軽めのリズムにして、Aメロはおにぎりを絡め、Bメロは規則的な矢印8分をいれています。 加えて1番2番でも方針は同じながらちょっとテイストを変えています。1番はメロディ重視、2番はつなぎ的リズム重視に見えます。 1番Aメロは旋律+おにぎり。前奏からの流れを汲んで、奇をてらわずに引きこまそうとする感じ。 2番Aメロはおにぎり+矢印交互押し。どちらかというとリズム重視。2番のA・Bメロにありがちな「つなぎ」的役割と考えればわかりやすい。 1番Bメロは交互押し主体の矢印8分。1番Aメロの流れを若干受け継ぐ感じですが、歌う人が変わっているのでその展開を表すとも言える。メロディも8分主体なので、交互押しでより軽やかに前に出てくる感覚。 2番Bメロは軸主体の矢印8分。1番Bメロと似ていることは確かだが、より落ち着いた感覚のため、こちらのほうがつなぎには合っている。フリーズアローも その一環(しゅんと一旦間を置く感じ)の気がします。リズム重視ならば同方向2連打でもありですが、直後のフリーズアローもなんとなく自然になってきます ので、現状のままがベストだと思います。なんか不思議な感覚なんですよね、このフリーズアロー。こんなの入れてよく失敗する人がいたりしますが、これは成功。 このような流れがしっかりしていました。 また、前奏しかり1Aメロと1Bメロの間しかり、旋律以外では結構重ためなリズムで基礎を築いていく感じです。譜面の安定感のもと。 そしてサビで一気に旋律(+リズム)と、流れを汲みつつ違う感覚を味わえるのでより引き立っている印象です。 その他の部分についてです。 前奏 32秒などの↓ →←という配置がありますが、ここ下矢印は短いフリーズアローでもありだと思います。つかみのシンプルさ、リズム感を若干犠牲にするかもしれませんので、もし使用の際はご注意を・・・。 サビ 展開に関しては先のとおり。加えて階段的な配置が多めなので、上記の引き立て効果は何割か増しだと思います。 ラストのサビに関してですが、これもNo.28の作品と同様、あとをちょっと簡単目にしています。 自分でもレビューしてて学んだのですが、最後上り調子できれいに終わらせる方法は少なくとも2つあって、 ひとつはおにぎりや同時押しで印象を強める もうひとつは矢印のみで密度を高める 曲によって使い分けると思うのですが、今回は後者。これがぴったりはまってるわけで、なんとなく力が矢印に集約されていく感じ。 最終的に同方向連打に集約されますしね。(No.14で述べた、同時押し→同方向の強め方的な感じです) あと、ラストのサビでおにぎり地帯終了時に、8分おにぎり2回叩いたほうがリズム感が良さそうです。 2分20秒からの発狂(?)地帯 これまでの流れに準じ、旋律に埋もれさせつつもリズムを同時押しできっちりとっています。8分主体なので押しやすいとは思いますが、インパクトにやや欠ける。ここだけ、短い時間ですから旋律通りに発狂気味にしていたら、もうすこしおお!と思わせることができたと思います。 作者さんが構成的におにぎりを許容できるのであれば、前半部分はおにぎりリズムをねじ込むことは可能だと思います。結構難度高いですがね・・・。 この後2分44秒までの間で、フリーズアローを流しで絡めている感じがありました。こういう感じにちょっと形を変えて、なにかあると期待させた上で展開するという、自然な流れを他作品にも求めたいわけです。 2分44秒 サビに入る前、(←→)(↓↑) (←→)(↓↑) といれていますが、個人的な好みで(←→)(↓↑) (↓↑)(←→)が好きです。 1番のサビ直前も同様。 展開・・・発狂地帯:-2 計:-2 配置・・・発狂地帯:-1 計:-1 |
30 ヨキココロクルーのテーマ! (5) ◆L2VEznpfzg | 91 |
ズレ等 |
展開構成 |
配置 |
調和 |
主観点 |
20 |
30 |
28 |
13 |
15 |
||
この音楽を聞いてなぜか塊魂を思い出したのは自分だけ? そしてこの曲のmp3ほしい <ズレ> 四分間隔の値がやや大きめです(2分で1フレームずれる程度) <調和> なんだか雰囲気のいい譜面です。 「ヘヘヘ、ヘイ」におにぎりにはちょっと強すぎる気がします。この譜面構成ならば7ikeyの方がよかったと思いますよ。 <譜面評価> 基本的に全体のふんわり感を重視しているためか、無理に詰め込もうとはしていません。たまにふと流れに寄り添う感じで、裏の音も取ってみる(例:2分7秒)、といったスタンスです。完成度は高いです。 プレイヤー側もやはり力まずに打つように意識するべきでしょう。 まず7ikey化に関してです。試してみたのですが、基本的に矢印主体ですからXCで「ヘヘヘ、ヘイ」を取っちゃって、最後の一個だけZにするとかして遊んでみるのもアリじゃないでしょうか。 全体的な配置は、大きめドラムが上下矢印でとりわけ堅く、小さめは左右方向でたまのトリッキーな音も逃さずキャッチ、旋律部分は階段的配置が多めでとりわけふんわり感重視かと思います。 また、短フリーズがとくに後半ちょくちょく出てきますが、これはなんとも判断しがたい。あってもなくても、どちらでも何とかなりそうで、それでいて微妙に雰囲気作りに寄与しているように感じます。 34秒など ここに入る右フリーズがいい感じです。ばたばた動いて、最後固めに右につないでさーっと行く感じ。ゼンマイ巻いたミニカーを中に浮かせた時のイメージ。あと直前の16分も、基本的な配置はやわらかい旋律部分と同じなのに受けるイメージがこんなに違うのもまた興味深い話です。 53秒 ここの短フリーズうまいですねー。やはりこの配置は使いようでだいぶ変わります。最後の下矢印+右フリーズアローに関して、イメージ的には34秒等のものと同じなのですが、「しゅわしゅわぱーん」とちょっと弾ける感覚を考えると、上矢印がベターのような気がします。 「かっこいいじゃない!」をあえて無音にしているのはなんだか・・・w 1分47秒〜 曲調が変わるのでもちろん譜面も変わらざるをえないわけです。試しにストップを消してプレイしてみましたが、やはりストップがあるからこそ、ふんわり感とか流れがここで分断され、メリハリをつけることができるのだとわかりました。 2分10秒〜 階段の上下です。例えば↓←↑→という配置の連続も考えられるのですが、あえて階段にすることでよりふんわり感が出ます。思うに、通常↓↑を中指一本で処理するので、階段配置を打つときは気持ち手が浮いた状態で打鍵するのかもしれません。 配置・・・53秒:-1、7ikeyでの期待を込めて:-1 計:-2 |
31 とらでぃしょなる☆じゃぱん (5) ◆FestiFODPI | 91 |
ズレ等 |
展開構成 |
配置 |
調和 |
主観点 |
18 |
30 |
26 |
17 |
20 |
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<ズレ> 四分間隔の値がやや大きめです(1分半で1フレーム程度遅れる) 前奏部分のラスト4つが若干早めに出てきます。 <調和> なんだろう、この妙なフィット感・・・。 この速度変化、かっちりしつつもなんかなめらかで非常に面白いでございます。 4倍とか速すぎとか思いましたが、理由が分かってすっきりです。 <譜面評価> 非常にリズミカルな譜面に仕上がっており、楽しい譜面です。それゆえに一度気になってしまうと仕方が無いという・・・。 配置を色々出してみるという展開自体は結構ありがちなのですが、その配置のレパートリーが豊かなので、展開の幅は広いと思います。 これは選曲でかなり有利になってる気もしますがw まずリズムに関して触れておきます。 最初から同時押しで掛け声をとる→合間に単押し配置でリズミカルにつなぐ、といった配置が多いです。これで早々に引きこんでしまう。 掛け声部分だけに限らず、同時押し+単押し(主に同方向)でリズムを刻んでいくパターンも多用されています。(サビに多め?) さらに曲は結構急激に変化することが多いので、基本的なリズム感(曲の感じ)はもちろん維持したまま突然配置を変えるだけでうまくつながってくれるという・・・。 (「リズム維持したまま」ってのが難しいですが、単に配置の豊富さによると思います。配置豊富→リズムもいろいろで刻める→展開できる) 以上のリズム感たっぷりの展開のみで終わっても曲には十分に即しており、今回の名無しレベルでも結構上位に食い込めたと思うのですが、今回はなにより速度変化がいい感じです。ただ、このように妙な速度変化を極端に嫌う人もいるのは確かです。 あと速度表記は初見にはやさしくないと言われるかもしれません。(個人的には一回プレイすりゃわかるのだから、とか思いますが) 以下にも随時記述します。 あと展開に関して。 前奏部分と間奏部分とでそれぞれ配置のブロックを作っています。そのブロックごと後奏に各ひとつずつ移植しています。 ふと気づいて書きたくなったので・・・ その他、前奏・間奏・後奏部分はリズム>旋律、A・Bメロはリズム<旋律、サビはリズム主体、という感じで曲に即しています。 リズムの取り方はサビだけちょっと違って、ほかは全体的に同時押し+旋律、たまにおにぎりという感じ。 細かい部分です。 速度変化 30秒、1分11秒、2分54秒 とりわけ2分54秒のはぎゅいんと加速する感じがあっていいと思います。 20秒 おにぎりが連続で入っていますが、これ2-1でおにぎり-同時おし(ないし逆)に分けたほうがよさそうです。最後のフリーズおにぎりとの連携が視野に入っていると思いますが。 37秒 左を軸にして、同時押しを混ぜています。音程的には矢印は右肩上がりにするべきだと思いますが、4分の曲なので展開的には許容範囲かと思います。 Aメロ 50秒「しゃちょさん」と言ってますが、「ん」の部分に矢印がない。次はワンテンポあくのでこのままでいい感じ。現状でも十分ですが、やはりこの 対比を出したい。Aメロ全体の雰囲気がメロディ重視なので、おにぎり等はあまり入れたくないところです。一応、右矢印を当てるとある程度合うと思います。 58秒 この後うまい具合に左右連打につながります。曲にあっているということです。 Bメロ リズムがぶっ飛んでいる感じで旋律を取ります。↓→交互配置が安定。 サビ 左右の同方向連打と同時押しを組み込んだ配置がメイン。個人的には、曲の上昇基調を反映して、上下も混ぜていいと思いますが。 あとわんつーわんつー言いながら矢印が左右に振れるのがなんかおもしろいです。また、最後の階段配置がなんかかわいい。 ただ、同時フリーズはちょっとリズム感ブレイク。最後のサビはちょっと配置変わっているので大丈夫ですが・・・。 1分46秒 ここのフリーズアローは触れておくべき。溜めて少しずつハイになっていく感じが出てていい。 1分53秒、2分10秒 ↑フリーズ+左右。フリーズアローを入れてもリズム感の配慮があります。 2分34秒 これなら速度変化やってくれないかなー、とか思った矢先にきましたこれ、なにこれww 思わず吹きました。 これがホントのチラ見せってやつですね 調和 +2点 配置・・・20秒:-1、Aメロ:-1、サビリズム感:-1、サビ配置:-1 計:-4 |
32 砕月 ● (5) ◆Suica.Wf.g | 81 |
ズレ等 |
展開構成 |
配置 |
調和 |
主観点 |
16 |
29 |
24 |
12 |
5 |
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トリップ・・・。 <ズレ> 四分間隔の値が小さめ(曲終了時に2フレームほど) また2分頃のピアノ地帯、一番最後のritのタイミングは遅くなっています。 <調和> 速度が速すぎます。2.75倍スタートでも十分だと思われます。 <譜面評価> おにぎりと高密度の、王道高難易度譜面です。展開もいい意味で曲に即応しています。全体を駆け抜けるような勢いがあります。 まずフリーズおにぎりの終点が、次のおにぎり一つ目にかぶることが多くなっていると思います。せっかくのリズム感を生かしきれませんので、改善するべきです。具体的な例はできるだけ後述いたします。 37秒 ここで個人的には急減速入れたかったりします。このままですと、あっさりした余韻が出ます。この辺は好み。最後の金属的な余韻はおそらく、最後の配置を←→(→←)ないし↓→にすることでうまくいくと思います。 この後はおにぎりと矢印の同時押しからのおにぎり+旋律の配置です。おにぎりと矢印の交互押しはしないのかと思ったのですが、あれは後半で使っているので、展開ということで・・・。イメージの強さ的にはおにぎり+旋律<おにぎり矢印交互だと思いますし。 48秒、2分56秒、3分12秒 前述のフリーズおにぎりからのリズムおにぎりへのつなぎです。 「てててんてーん」の「てーん」にフリーズおにぎりがあたり、直後ピアノに下フリーズが入ります。 下フリーズ入ると同時にフリーズおにぎりを切り、フリーズアロー始点から8分すすんだところに←を入れると、ピアノの表現もより良くなり、一挙両得になりそうです。 1分1秒〜(ラストのサビも) 個別加速が複数入ります。最初はなんだかなー、とか思ってたのですが、意外と曲の波のある感じ、追いつけ追い越せな感じが出てていいと思います。 1分21秒〜 同時押しでリズムを取るのはよくあることですが、同時におにぎりでピアノを取るというのが面白いと思います。駆け抜けるようなリズム感もあ りつつ、あっさりとピアノと言う考えはいいと思います。しかしながら、単音のピアノだけならいいのですが、途中ピアノが低音に下がっていく部分があるの で、おにぎりだけでは微妙に対応しきれない部分があります。 例えば、1分21秒:(↑→)(おに)(↑→)(おに)(↑→)(おに) となる部分を、(↑→)(おに)↓←(↑→)(おに)とするなどが考えられます。 ただし、全体を貫く勢いのリズムをちょっとえぐる感じになりますので、注意が必要です。 1分25秒付近で低音ピアノを取っていないのも、なんとか解決できると思います。 1分42秒〜 スネアだけの配置から、おにぎりと同時押しを絡めたリズム感のいい配置へと展開しています。 1分21秒からでも一体的な雰囲気が感じられますので、あまり速度はいじりたくないところですが、1分30秒と1分42秒地点で微妙に(0.05倍とか)いじってみるとまた面白いかもしれません。 2分5秒〜 ピアノ主体にしているのでこだわりがあるのかもしれませんが、この辺から少しずつ密度を落としフリーズアローを混ぜていくと、一回完全に曲を 落とすことが出来、2分21秒からの展開が引き立つのではないでしょうか。もちろん、現状のままでも曲に忠実に順応しています。 2分35秒〜 同時押しで不協和音ぎみなピアノを激しくとっていきます。(↓→)(↓→)2つが近接している部分(ででん、の部分)は、例えば(↓→)(↑→)のようにしてより強調することも出来ます。 ラストサビ直前 ここの展開、シームレスに盛り上がっていい感じです。曲のとおりなのでこのままでいいのですが、こういうなめらかな展開はあんまり見ないかも。 3分3秒 なんでこの辺こんなにおにぎり取りにくいのか不思議でした。一つ原因として、シンバルを取るようおにぎりが脇道にそれた後、通常通りのリズム4分おにぎりに移行するときの流れが悪いということが挙げられます。 4分おにぎり連打のあたまをひとつ削ることでうまくつながると思います。そのかわりフォローとして8分矢印を挿入してください。 もしかしてわざとだったり・・・。 展開・・・2分5秒〜:-1 計:-1 配置・・・48秒など:-2、1分21秒〜:-1、2分35秒:-1、3分3秒:-2 計:-6 |
33 ローリンガール ● (5) ◆2WHSx9OEK | 70 |
ズレ等 |
展開構成 |
配置 |
調和 |
主観点 |
10 |
28 |
23 |
9 |
5 |
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<ズレ> 四分間隔がずれすぎです。30秒で1フレーム早まる勢い。1サビ終了でFix調整しているようですが、これは・・・。 このため、サビで「打ってるだけ」感が増幅されまくっています。特に最後のサビは目押しゲーです。 <調和> ズレによってかなり戦意喪失させていると思います。 全体的にハイテンションかつ局所的急展開をちょくちょくいれている構成は、曲の面からフィットしていると言えます。 速度はギリギリ許容範囲か。 <譜面評価> 全体的に、ここでこうしようといった構成を強く意識していると思います。 その反面、細かい音程の変化などに対応できていません。(しかしながら、リズムと旋律を高いレベルで絡めていると思います) 一部分で刺激(印象)の強いメロディ(展開上重要)もあるのに、譜面の中ではスルーし(別配置で埋め)、別のメロディではなく伴奏部分で目立つ音(あくま でアクセント程度)をとっているパターンとか。これについては後述しますが、3分くらいのそれほど長くない曲ですから、構成に関しては意識しすぎる必要は ないと思います。(短い曲はノリと勢いだけでどうにかなりますが、ある程度長いとそうでもないです) 大量の矢印で指を動かし、その圧力で推し進めていく構成は、ヘタにおにぎりに頼っておらず個人的には好印象です。 それでいてサビに見られる局所16分は歌詞の合間などにリズム感よく入っているので、これでおにぎりの代替を十分になしています。 歌詞だけとっているのであればおにぎり絡めろと言いますが、この譜面ならば強引に入れなくても現状維持でいいと思います。 おにぎり入れるのであれば、「私は今日も転がりますと」の「す」や「と」に通常矢印に混ぜて、同時押しにならないように挿入するのが一案。 サビの部分では、歌詞の旋律展開に結構合わせてきていましたので、ズレが直った後またプレイしてみたいものです。 細かく見ていきます。 前奏・間奏 →がつくるベースのリズムがいい感じ。「てれつてーん」の「つ」がよく落ちる感じです。 1Aメロ メロディとドラムの折衷です。上記の音程変化の面で触れると、「騒ぐ頭の・・」の部分のフリーズアロー、これは矢印のみで差別化するのは今回配置の幅も狭まり難しいので、このままフリーズアローがベターです。 他には「かき回して、かき回してー」の最後の長音。フリーズアローを挿入するのは難しそうなので、例えば縦連2〜3個とかもいいと思います。 1分10秒の「もう失敗、もう失敗」でちょっと淡白すぎなので、ちょっとずずっと下がる感じを出すため、「もう」だけ縦連挿入、「、」におにぎり(同時押し)挿入もいけると思います。 Aメロ合間 前奏と同じ。8分で一旦盛り上げます。 サビ サビでの旋律追従を列挙しますと、「私は今日も転がりますと」で、←↑交互連打からの↑←→たち。ここもなんだかうまくはまっています。安定からの「転がります」の高音で動きまわるイメージが良く出ています。 1分36秒に「まだですよ」にフリーズアローを当てていますが、それならば直前の「奏でながら!」の「ら」に2分〜4分くらいのフリーズアローを当てたいところです。ここで一旦の解決を見て、サビは収束するわけですし。 最後の方は同時押しを一部絡めることで安定感を持たせて、よりしっかりと収束させることに成功しています。 16分のリズム感に関しては前述のとおり。緻密なセンスをもってらっしゃると思います。 1:50 →↑↓←のフリーズアロー。これもちょっと歪な感じで。あくまで曲のアクセント程度のものを、ここまで大きく取り上げる必要はないように思います。とりわけ現状、旋律に対してもそれほどフリーズアローで強調させてはいませんしね。 作者さんの力量ならおそらく、左下がりの現状の形を維持しつつ、間奏の通常配置を行うこともできると思いますが・・・。 例えば→↑↓に値するところを縦連に置き換えるとか。(さっきから縦連ばっか言っている気がしますが、気にしない方向で・・・) 1:53 速度変化。最初に停止してからほとんど動かないので、かくついただけ(回数に違和感があるように)に見えてしまいます。 一つ案としては、矢印→ストップ→ストップ解除→矢印 という流れはどうでしょうか。 ストップと同様に、ストップ解除もそれだけでぱっと弾けるような印象を与えられるというのがミソです。 同様に、フリーズアローの終点も意外と印象を与えることが出来たりします。 2Aメロ 同時押し→おにぎりへの展開。おにぎりに変わるとやはり何かを感じさせます。個人的には一旦リセットされた印象を受けました。もう一回気持ちを新たに進んでいく感じ? 2:04 減速に入るのがもうわずかだけ早くてもいいと思います。 ラストサビ繰り返し 先述した「おにぎり混ぜ込み」を実施するなどして、前半部分のサビとの差別化を図らねばなりません。ただし、旋律のかもす雰囲気は全く一緒なので抑えめに・・・。 転調こそしませんが、「息を止めるの、今」で音程を上げてつなげているということには、おそらくもう一歩踏み込んで昇華・強力化させたいという作曲者さん の意図があったはずですし。一見現状のままでも、スムーズに繋がっているので問題ないように見えますが、もうちょっと改善の余地はありそうです。 展開・・・サビ:-1、ラストサビ:-1 計:-2 配置・・・1Aメロ:-1、1:50:-2、1:53速度変化:-2、2:04減速:-1、ラストサビ:-1 計:-7 |
34 孤独の果て (5) ◆ZJL1uliOCs | 72 |
ズレ等 |
展開構成 |
配置 |
調和 |
主観点 |
18 |
27 |
19 |
8 |
-10 |
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<ズレ> ところどころズレたり戻ったり・・・。なんだかよくわからないずれ方をしています。 おそらく基本的に四分間隔の値はやや小さめで、2番Aメロ開始時は1〜2フレームほど遅れています。 <調和> 初期倍速4倍は速すぎです。せめて3倍位には抑えましょう。 また、全体的にフリーズアローの使い方を再考した方がいいと思います。なんだか重たい雰囲気を感じます。(そのせいで速度アップかも) フリーズアローの同時押しは「ずーんちゃ」とかいうリズムのところで使っているのはいいのですが、全体的にはなんとなく使っているイメージ。 ギターなんかはチョーキングのみょーんってところで拍の頭にあわせて強調するから面白い譜面になるわけで。 <譜面評価> 展開構成は流れが良く見え、きちんと考えられているとわかります。 例えば1番Aメロと2番Aメロは基本は同じだけれども、2番は展開を意識してちょっと抑えめにしてあるとか。 前半部分はちょっと変わった配置構成になっているので、あとでちょっと考えてみます。 ただし、配置にはちょっとこだわりを持ち過ぎな気もします。おにぎりとドラム(主にシンバル)がほとんど必要十分条件になってませんかね。 11秒 2回目、同時押しにすることでギターの重みが良く出ています。この辺は密度低めなのでこういうところを丁寧にとっているのはむしろプラスです。←からの(↓→)フリーズではギターをカットしたような感覚が出ていると思います。 18秒 下などの短フリーズ。短いフリーズで束縛して、 跳躍感を出そうというような気持ちはわかりますが、速度早めなのでその意図は十分に達せられないと思います。通常の矢印ないしおにぎり程度で十分だと思い ます。長い方の矢印は「たーんたたーん」のリズムの伸びが良く出ていると思います。 Aメロ直前 つなぎがちょっとスムーズすぎる気がしま す。ボーカルが印象強めなため繋がっているように見えますが、実際伴奏は区切りを迎えています。この辺を表現するべき。例えば→フリーズのあとシンバルで おにぎりとなっているのを↓フリーズに変えて矢印を消すとか。終点をずらせばもっとなめらかになるでしょう。基本的にゆっくりめで入っていくので多少矢印 消えても問題はなさそうです。 これだと印象弱いと思うならば、→フリーズのあとシンバルで(おに)+↓フリーズとして、→フリーズに退場願うとか。 1Aメロ まず配置構成について。通常であればゆるめメ ロディ(現状)→リズム主体+メロディ(矢印)の形になるのですが、今回は後半部分のメロディ配置を一部フリーズアローでとっています。理由の一つとし て、印象の強いボーカルパートに変化が見られないため、フリーズアローをそのままにしていることが考えられます。もしリンじゃなくて人間が歌っていたらま たちょっと変わっていたかもしれません。 もちろんこれはフリーズでなくてもうまくいくでしょう。折衷を目指すのであれば、「〜〜をなぞる」の「ぞ」の短いフリーズアローを縦連に変えるなど調整を加える必要はあります。 ドラムの部分の短フリーズについて、これはどの音とっているかはわかりますが、その音は結局余韻的なギター音なので、基本的に蛇足だと思います。入れると するならば、→のあとに↑のフリーズにするなど、近めの矢印を選んだほうがいいと思います。現状だとフリーズで投げ捨てている感じがします。もっとつなが りがあるはず。 矢印だけでドラムを表現すると、もがく感じが出て、サビ直前の「あーあー」で爽快感が出そうな気もします。 それでAメロ〜サビの構成は結局、ゆるめ→ドラム+フリーズ(ちょい少なめ)→ドラムのみ→ああー→サビ サビ オーソドックスな展開です。シンプルに爽快感。長い曲なので無難だと思います。 1分4秒 縦連のみの配置がドラムおにぎりの軽い配置に 比して重すぎると感じました(ラストのサビも同様です)。ドラムとギターが荒ぶるのでちょっと重たくしなきゃならないのは確かですが。3拍目に同時押しを 入れるとちょっと軽くなるかもです。縦連の要素と同じものを含む同時押しならばかぶる、持続、埋もれる、といったイメージ。違うものならば若干おにぎりっ ぽく、跳ねる感じ。程度によりますが、どちらもそれなりに合うと思います。この部分を1分13秒のおにぎり+同時押しと対比して考えるといいと思います。 そんな強弱や振りきれる流れを付ける感じです。 もしくは、まだ1番なので無理に突然盛り上げなくても展開を意識して、2番サビの配置をこちらに持ってくることも一案だと思います。 サビ直後、一気にカットして(↓↑)(↓↑)の配置は、突き飛ばす感じがよく出ています。 1分17秒 ←軸になっています。指先で弾くギターの雰囲気が良く出ています。 1分20秒 スネアでちょっと加速しそうでしない感じを出すと、より深みのある譜面になりそうです。 2Aメロ さっき1Aメロで提案した感じをもうちょい緩くした感じ。Goodです。 ここまでプレイしていてやはり、1分39秒地点などの4フリーズをかなり意識して配置しているように思います。 2サビ 同時押しメイン。1サビに比べてモッサリ感がし ます。また、直後のギター地帯がおにぎりによって思いのほか破裂感が出ており、サビよりも盛り上がって見えます。展開的には直後のギターに賭けた感があり ますが、曲に即してないと感じたのでちょっと失敗かと思います。なんだか、「デモ」という感覚がしました・・。 現状の構成にするよりも、オーソドックスに曲の進展につれてちょっとずつ難易度上げていく構成でいいと思いますよ。 ただ、1サビと2サビは共通セットとして2分リズムおにぎりを堅持し、フリーズアローと普通の矢印迷うくらいの長さの音符に対し、軸っぽい配置ないしおにぎりと矢印の交互押し(2分リズムは崩れますが)をあてるというのが一つ提案です。 例えば、「孤独の果てに」の「はーてーにー」に対して。「て」に2分のおにぎりがくるので、ここに矢印置くのは避けて、「→←(おに)↓→↑」とか。 2サビ直後 ギターなどにおにぎり当ててありますが、上記のとおり刺激が強すぎる感じ。たしかにリズム感はいいのですが、個人的には構成の面で気になりました。ここにこそこもる感じの同時押しや「←↓←→←↑・・・」というような軸が合うと思うのです。「だだつつだだつつ・・・」みたいなリズムなので、「つつ」の部分に下と左右の組み合わせをうまく合わせることが出来れば、リズム感は出てくると思います。 その後の間奏に関しては、じわじわ登ってくる感があっていいと思います。 2分41秒 ここで間奏の間じっと同時押しで溜め込んだエネルギーを解放するのです。ラストの2拍におにぎり(片方だけ同時押しでも可)を入れると締まりが出ると思います。もうちょっと発展的には、開始2拍目におにぎり入れてもいいと思います。おにぎり入れると一気に弾けます。 現状だとにゅるんとなっていまいち乗りきれない印象。上記に加えもうひとつの原因は、最後フリーズアローが←↓になっていること。上昇基調なのに次のギターにあわせてしまっています。たしかに、そのギターを最下点としてその後さらに上昇していくのですがね・・・。 曲に乗り、かつギターの起点になる配置をひとつ挙げてみます。 最後のフリーズと矢印を消して、そこに↑フリーズ -(8分あけて)- →フリーズ、そして下フリーズはそのまま。(↑→は→↑の並びでも可) ただし、フリーズアローの始点と終点をかぶせるのがミソです。うまくいかないようでしたら→フリーズと↓フリーズの始点と終点は合わせなくてもいいと思います。(個人的にはさらにちょっと速度変化入れますがね・・・。) こうすることで、旋律とりつつ上り調子保ちつつギターの起点になりつつ、同時押しフリーズアローによる重さも感じさせません。 この辺微妙なのですが、こちらで配置変えて試すことは出来ないので、上の説明うまくいってなかったらごめんなさい。 2分46秒〜 フリーズおにぎりが大量出現しています。当てている音はおそらくギターのぎゅいーんと言う音。 おにぎりだと鋭利すぎませんかね。キーコンでもしてない限り、おにぎりをソフトに押せる人なんていません。 ギター表現にこだわりがありそうですが、この部分全体的に表現の上限ぎりぎり(音数的にも、プレイヤーの集中のベクトル的にも)でやっているので、ヘタに 入れると破綻します。ですから、フリーズおにぎりは全部カット、前後のおにぎりと合わせて4分リズムにできる場合(2:58ごろなど)はふつうのおにぎり に変更して構わないと思います。 その他、2分59秒ごろに↑(フリーズ)+↑がありますが、音の長さ的にフリーズが足りないと思います。ギターの音ってぎゅっと潰れたりすることもあるの で、それを考慮すれば↑(フリーズ)+→という配置でも問題ないと思います。これ以外にもフリーズアロー(特にフリーズおにぎりとの同時押し箇所)に関し てはもう一度ギターのリズムを重たくしていないかどうか確認してみてください。フリーズアロー入れるならば前後の感覚を十分に開けたほうがいいと思いま す。 おそらく、粘着質なギターを表現しようとしたのでしょうが、実際のところ矢印←↓→または←↓←または↓→↓の矢印3個セットをメインに使えば十分に行けるのです。これに加えて、数個おきにフリーズアローを入れるならわかります。 ラストサビ 構成は1ループ目:リズム重視、2ループ目:おにぎり+メロディですね。 1ループ目3分32秒頃、おにぎりもう一個追加してもいいと思います。ちょっと尻切れっぽいので。 2ループ目3分42秒頃、それまでのおにぎりリズムの中に、同時押しが大量に流入してきます。アクセントと言うには長すぎるので、流れがここで分断されていると思います。2分程度の間隔で、同時押しをおにぎりに取り替えてやれば統一感が出てくると思います。 サビラスト、おにぎりひとつ入っていますが、もう一つフリーズアローに被せる形で入れてみても面白いと思います。 ラストサビから後奏に入るときは曲的に考えてスムーズでないといけませんが、その辺は直前のサビをメロディ主体にすることで解決させています。もし直前においてリズム多めで構成していたら微妙に段差があったと思います。(後奏はほぼあの形以外ないでしょうし) 展開・・・サビ関連:-2、2分46秒:-1 計:-3 配置・・・18秒:-1、Aメロ入り:-1、Aメロ短フリーズ:-1、サビギター関連:-2、2サビ関連:-2、2分41秒:-2、2分46秒:-2 計:-11 |
35 destruction (5) ◆q0uEtog.ao | 83 |
ズレ等 |
展開構成 |
配置 |
調和 |
主観点 |
14 |
28 |
26 |
15 |
10 |
||
「destruction」とは、破滅とか滅亡とかそんな感じの意味なのですが、個人的にこの曲には滅亡というより、希望はないが神秘の場所という印象を受けました。(ここで言ってもどうしようもないですけど・・・ <ズレ> 四分感覚の値がやや大きめです。(50秒ほどで1〜2フレーム) 加えて、至る所で不規則にタイミングが早まったり遅くなったりしています。 ズレの点数が同じ得点帯の他作品よりも目立たないとは思いますが、点数計算の定義上こうなりました。 <調和> 曲の重厚感が良く出ていると思います。特に前半部分、はまるとウマイです。 <譜面評価> こういう曲の譜面作りとその評価って結構大変なものがあると思います・・・。しかし、堅実でなかなか面白く仕上がっていると思います。 繰り返し旋律が一部分に集中して現れる曲ですが、譜面はそれによく追従していると思います。 曲の主題部分は配置こそ違えども、基本的な方針は同じ、それ以外の部分はその場限りと思い切っていろいろ変えていたりします。 繰り返しをどうにか生かせないかとたくさんの配置を試みていたり、あるいはメロディに即応させていたりとよくわかります。 この譜面を見ていると、フリーズアローはやはり、譜面全体ないし矢印動きの流れを大きく動かすものだと再認識できます。 曲の各パートはなめらかにつながっており、譜面でも繰り返しの展開上速度上げるなどはしていても、配置自体に大きな区切り(おにぎりとか縦連加速とか)となるようなものは入っておらず、概ね曲の雰囲気を再現していると言えるでしょう。 細かく見ていきます。 15秒、32秒 曲の切れ目に当たる部分です。上記のと おり、なめらかにつながっているのでここで矢印をひとつ抜かしているのは気になります。切れ目の間の空気感を伝えようとしたのはわかります。32秒に関し ては、伝わるかどうか未知数ですがフリーズアローという選択肢もありだと思います。 17秒〜 4個ないし6個の交互押しがメインの部分。交互押しの奇数番目はスネア的な部分。偶数番目は旋律部分。最初プレイしたときにはちょっとわかりづらいのですが、何度かプレイしていると不思議とフィットしてくるのです。 この部分においては、曲の牽引役的な役割を旋律部分が担っており、それが偶然一定のリズムを刻んでいた、ということでありましょう。 前へ引っ張っていく感覚が良く出ています。 (旋律は人の心を捉え、思いを伝えるメインの部分なので、いつでも曲の頂点ではあります。しかし展開的に「牽引」していくのはリズムパートだということもあるので、語弊を覚悟で「牽引的役割」と使いました) 37秒〜 キーを離したときに音が「んわんわ」とかいって来る感じ。じっくり打てばちょっと不思議で面白い感覚が味わえます。 キーを離したときのインパクトを考えている譜面ってなかなかないんですよね。 44秒 ←とおにぎりの同時押しが続きますが、ここはシンプルさよりも旋律に従って配置したほうが、つなぎが分かりやすくなると思います。 46秒〜 繰り返し旋律部分。この後の部分で4小節ごと に配置を変えていますが、この部分だけ8小節開いています。ただ、矢印とおにぎりの同時押しを続けるだけのシンプルな配置なので、ヘタに変えると逆に繰り 返しの印象づけが不十分になる可能性があります。同時に間延びしていると感じるのも事実です。加えて50秒地点の「てれれれ」という音、一番ラストの展開 にも使われる結構重要な旋律です。句切れがなめらかとはいえ、これはとっておきたい。 そこで、50秒で「てれれれ」を取ってその後、矢印+おにぎり同時押しを4個セットと見て、そのセット内で3個目、4個目のノーツの間にもう一つ普通の矢印を入れるというのはいかがでしょうか。 1分18秒〜 主題の旋律を繰り返しながら、引きこんでいく部分。ここ個人的に好きです。 最初は低速でしんみりじっくり、内的に燃える感じでイメージを伝えていきます。 続いて1分30秒からはフリーズアローという大きな流れを擁し、曲の音と相まってためて、少しづつ飛翔していく感じ。ドラムの再開と一致。 そして1分48秒から8分テンポや同時押しを混ぜ込んで一気に駆け上がる。パラパラとリズムを刻んで急速に変化していく感じ。 2分ごろからは上下の同時押しに変わり、全体的に重みを持ってきます。力強くなりつつも、速度を落としてその後の低速フリーズにつながる感じ。タイトルからするとこの辺で危機が急激に迫ってくる感じなんですかね。 続いて2分16秒で一旦抑えるフリーズアロー。 2分40秒〜 1分48秒〜と同じ配置を使って危機再来、というイメージ。 2分54秒〜 さらにもう一段階シフトアップして同時押 し。リズム感よく最期に向かっていくイメージが出ているのですが、現状若干走り過ぎている印象も受けます。無意識的に爆発を抑えてくる曲の「8分の休符」 をあえて前面に出して表現するために、同時押しの間がちょっと開いている部分があると思うのですが、そこに矢印(→↓)を交互に挿入してやるともっと落ち 着いた感じになると思います。 ラスト あえて2音目から強調するのがおもしろいと思い ます。こもった強調を感じました。なんとなく17秒〜の配置と似た味を感じます。この部分、ひとつめにおにぎりとの同時押しや矢印の同時押しを入れても十 分に成り立つはずですから。ちょっと言葉に表現しにくいのですが、2音強力なものが続く場合、あえて一つ目を強調しない手もあるんですね。あるいみ想像の 余地があるということでしょうか。2音目がラストのリズムベースの一発目にあたり、1音目をおにぎりで強調しづらくなったためにギャップが生じていること も一因かもしれません。 展開・・・44秒:-1、46秒:-1 計:-2 配置・・・15秒・32秒:-2、44秒:-1、46秒:-1 計:-4 |
36 神々が恋した幻想郷 ● (5) ◆2nWUyBjQmU | 53 |
ズレ等 |
展開構成 |
配置 |
調和 |
主観点 |
18 |
16 |
12 |
7 |
-15 |
||
<ズレ> 2分半ほどで1〜2フレーム遅れるようです。 また、フリーズアローの伸びが不足している部分が幾つか見られます。作者さん的にはプレイヤーへの配慮だとか、リズム感をそこわないようにとか考えているのでしょうが、残念ながら違和感のほうがまさっています。 <調和> 全編があまりにのっぺりと繋がり過ぎで、起伏に乏しいです。 フリーズアローや2分リズムおにぎりがやたらと多用されていますが、個人的にこのエレキの音はそこまで鈍重ではないと思います。 力強さの中に哀愁・郷愁が漂うメロディですが、決して遅く暗い響きではないので、フリーズアロー・リズムおにぎりは全体の雰囲気や速度感を必要以上に押し 下げている気がします。(2分のリズムおにぎりってかなり安定的で、つなぎとか展開の前兆とかにはぴったりなんですけどね) <譜面評価> その時その時の配置は悪くない程度ですが、4分半もの長い曲にもかかわらず、構成がおざなりにされている感が否めません。 いや、後半に行くほど難しく発展的に、という流れは意識されています。 そのため前半部分簡単にしようとしてフリーズアロー多発となってしまった。曲的にもそうならざるをえないとも思います。しかしながら大局的な流れにつられ て局所的な見方が欠如してしまい、配置の組み合わせをいろいろ試してみるなどの対策ができなかった、と言うふうに思います。 そしておにぎりが死んでいます。全編にわたってリズム部分のおにぎりが多いので、局所的な強調のおにぎりは任を全うしていないし、そもそも対応すら出来て いない。さらに全体に薄く伸ばされた感があるので、キレのある盛り上げ役のリズムおにぎりはどこかへ消えてしまいました。 と、ここまでボロクソに言っていますが、正直この曲で作るのはかなり難度が高いと思います。構成・配置ともに自分の中で思いつきません。ちょっと選曲ミス 気味かも・・・。もしかすると7keyの方が意外と混沌とせずに、すっきりした譜面になるかもしれません。その場合おにぎりは基本的に削除となりますが。 詳しく見ていきます。全体的におにぎりを減らす方向に動いています。全体的に曖昧な指摘になっていることをご了承ください。 0:11〜0:15 この部分おにぎり消して、ギターを取ったほうが前奏で一旦完結できるのでより引き立つと思います。 0:21〜 この部分がフリーズアローとおにぎりになってしまうのは致し方ないと思います。これ以外に思いつかない・・・。 ただし短いフリーズアローは必要ありません。この部分で必要なのは、「長い」フリーズアローによって素朴さを増したメロディラインです。 (0:42〜のみ、短フリーズはあってもいいと思います) 0:46〜 ここから曲が展開します。リズムおにぎりを入れるとだらだらつながって見えるのでまず全部消します。おにぎりを入れるのは4小節ごとなどアクセント程度に減らします。 また、ギターの音を取るのを最重要視しているようですが、かなり間延びして見えますし、曲の旋律も十分に取り切れていないと思われるのでいいとこ取りのハ イブリッド方式を目指します。例えば、1分3秒の長いフリーズアローを消して同時押しに変更、ピアノも取るといった具合。 また1分地点には、上記のように、リズムおにぎりに囚われて通常の強調でおにぎりが使えず寂しい状態になっている部分があります。 ここまででリズムおにぎりを多用した結果、1分12秒部分のシンバルに対するおにぎりが全く生きてきません。 またこの部分、矢印の同時押しと交互に配置することでよりよくなるでしょう。(矢印とおにぎりどちらが先かはお任せします) 1:24〜 ここでも2分リズムおにぎり。これ自体は悪 くないのですが、先程もあったとおりアクセントとなるシンバルを取れない弊害が出ています。また、短いフリーズアローはことごとく伸びが不足しています。 現状の譜面を維持したまま改善というのは難しいのですが、展開を考えると現状のままでもいい気がします。しかしそうするとどうしても譜面に不満点が残りま す。最後の方だけフリーズアロー残してほかは削除し、同時押しを活用する方向でいかがでしょうか。方針しか提案できなくて申し訳ないのですが。 1:57、2:09 ともに3連符です。前者はバラケ過ぎでちょっとズレてる疑惑、後者は縦連でギターのキレが出ておらず、ともに微妙な感じ。 前者は完全に他の配置に埋もれてしまっています。こちらには始まりの2音を縦連(さらに最初の1音は同時押し)にすると分かりやすくなるかと。その場合直前の縦連は消してください。「ずぎゅん」というギターの質感も考慮するなら、1分57秒におにぎりないし同時押し挿入。 後者の方は最後の一個だけ別の矢印にするなどするとうまくいくと思います。 2分18秒〜 こういうフリーズアローの仕方ならOKで す。いいつなぎになっています。ただし、全体にも言えるのですがギター16分の配置レパートリーが貧弱です。ほとんど階段(矢印全体にまたがる配置)に なっています。あまり重たい音ではないので、↑→の交互とか、←↓↑、↓↑→の隣り合った3音トリオとかも使えると思いますが・・・。 2分40秒 ←↓が連続しますが、1音足りない気もします。わざとでしょうか・・・。入れるならば←↓→と←↓↑、もしくは←↑→と←↓↑の交互繰り返しでしょうか。 2分45秒〜 さすがにこれは無いと思います・・・。手ラストサビ:-4抜きと思われても仕方ないでしょう。次とのつながり(後述)を考えるとさらにこの配置は好ましくないとわかります。10秒もあるって言うのも、ね。 2分49秒のシンバルを機に、縦連や交互押しの4分など、ギターを十分に活かせる配置にチェンジするべきです。この際、矢印で十分に印象的な配置ができたのであれば、おにぎりは続けたままでも構わないと思います。(そうでなければ消してください) 2分55秒〜 この部分は、2:49〜のつながりが必須であります。上にアコースティックなギターが乗っかった感じですので。そしてこの音の素朴でポンと弾くような雰囲気におにぎりの激しさ・破裂感は合わない。そのため2分45秒〜のおにぎりで流れを作るのはダメなわけです。 従ってこの音が出てくる範囲内、おにぎりは全削除で、矢印にリソースを集中させます。音的にも真ん中に積み上がっていくイメージですから。 加えて上記のとおり前の部分からのつながりは必須です。例を挙げるなら、先の2分49秒に↓縦連メインに据えたならば、こちらで↓の軸など↓に収束していくような配置にするといいでしょう。 とはいうものの、もともと高度な技術に加えこの曲はなんだかんだでギターが目立っているので、このようにするにはかなり難易度が高いと思われます。うまくいく自信はありません・・・。 3分35秒〜 ラストのサビ。 入りの時、おにぎり4分3つと矢印だけという非常にシンプルな配置ですが、これでは盛りあがりに欠ける。 ですから、ギターの「ぎゅーん」に合わせてフリーズアロー、さらにドラムも矢印とおにぎり組み合わせて挿入するといいと思います。 そして問題のサビ。 短いフリーズおにぎりは全削除です。 これ入れてしまったらほかの4分リズムおにぎりの立場はどうなるのでしょうか。 自分で自分の配置否定していますよ。一気にリズム感が瓦解してしまいます。 その他の配置には問題ないと思います。 展開・・・46秒〜おにぎり:-3、2分45秒〜:-5、2分55秒〜:-2、ラストサビ:-4 計:-14 配置・・・11秒:-1、21秒〜短フリーズ:-2、46秒〜配置:-2、1分24秒〜:-1、3連符:-2、ギター16分配置:-3、2分40秒:-1、2分55秒〜:-2、 ラストサビ:-4 計:-18 |
37 Running to the straight (5) ◆zAzZiJVQRM | 75 |
ズレ等 |
展開構成 |
配置 |
調和 |
主観点 |
17 |
26 |
20 |
12 |
-15 |
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<ズレ> おおよそ1分で1フレーム早くなり、2分頃で一旦デフォルトの状態まで引っ込んでいます。 ゆえに目立ちにくいのですが、ズレているのは確かなのでこの点数です。 5/17 再確認の旨を頂きました。 数値は開始時からの相対的なズレです。(正確な値ではありませんが、少なくとも前後の部分との差があります) 0:47、左右交互ごろ〜 -1 1:14ごろ〜 +1 →1:21ごろ〜 -1 1:38ごろ〜 -1か-2 2:09、上フリーズごろ〜 +1 →2:14ごろ〜 0 2:50、同時押しごろ〜 -1→-2 4:12、フリーズ終わるころ〜 0か-1 一定周期(1分弱)でタイミングが早まっているので、四分間隔がわずかにずれている可能性があります。 短時間で変化する部分は仕方がないと思います。 <調和> この曲においてはこれ以外の展開というとなかなか難しいと思います。 <譜面評価> ゲーム音楽ということで、展開はあまり意識しない形でレビューいたします。実際の作中でどのように使われていたのかは存じませんが、ループで流れていることは確かだと思いますので・・・。大変レビューしづらい譜面で、抽象的かつ曖昧になっていることをご容赦ください。 配置の全体的な傾向として、左右交互押し・階段・↑→←など、ちょっとちょっと固めでばたばたくるような感じのものが多いと思います。結果、全体的に統一 しているんだけれども統一感のない印象を与えています。この曲で秩序ある一点集中のような展開をするのは無理だと思いますから、繰り返しの多いメロディの 切り替え部分で、上にあげたような配置をなるべく回避した配置をすることで、メリハリはつくかと思います。 全体的に打鍵感は同じでありながら、取る音をちょっと変えてみたり同時押しにしてみたりといろいろ手を加えて飽きないようにする姿勢は見られました。 一回目のプレイではなんだかよくわからない譜面ですが、なんどもプレイしていくうちにそれとなく馴染んでくる譜面だと思います。人を選ぶとも言えます。 とりあえず気になった部分を少々。 14秒 「ピローン」の勢いが←フリーズ+↓では出ていないと思います。「ローン」の部分、↑矢印を入れるくらいはあったほうがいいと思います。 54秒 ←↑など、音の数が変な気がしてなりませんでした。3音+1音+階段、みたいな感じの配置じゃないですかね。直後1分5秒は←→交互ですが、直前にも←→の交互が入っているため、若干かぶっています。先に来る方の配置変更をしてみてください。 3分58秒 ←+(↑→)の連続でギターの振動を表すのはちょっと無理かと思います。←と(↑→)のインパクトは等価じゃありませんし、同時にこの音を表 すには2音目がちょっと潰れる感じでないといけないと思います。オーソドックスにするなら←↓の連続、今の形をちょっと受け継ぐなら(←↓)+→とかです かね。一応音が上に上がるような感覚は残ると思います。 点数は他の作品との相対的な感覚と、上に挙げた3点を考慮に入れて付けました。 以下追記------------ この作品、合作ということでちょっと驚き。公開直後に中の人からレスポンスいただきましたので載せます。 >54秒 ←↑など、音の数が変な気がしてなりませんでした。3音+1音+階段、みたいな感じの配置じゃないですかね >とりあえずこれに関して >まあ分かると思うけど最初の方音抜いて拾ってるから後がつまるし、最初の3音32分だから、あえて2音の16分にしてるだけだと思う(俺の担当じゃないので以下略 >この曲32分結構出てくるけど、途中の空白の後とラストの締め以外使ってないよ >それ以外は全部音抜いてる なるほど・・・。もしかすると32分関連の場合、結構なザマを披露しちゃっているかもしれません・・・。 |
38 引っ越ししてから… ● (7i) ◆bzsEWmV1PI | 97 |
ズレ等 |
展開構成 |
配置 |
調和 |
主観点 |
25 |
29 |
28 |
15 |
12 |
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<ズレ> 特に見られないと思います <調和> シンプルなオルゴールにマッチした譜面になっています。 同時押しが多いですが、AAと同時のみなので、思いのほか柔らかくなっています。 <譜面評価> 曲の起伏に対する表現として、密度の若干上昇のかたちが見えます。これで十分だと思います。 ただ、前半部分のディテール表現はもう少しこだわれたのではないでしょうか。 フリーズアローは意外とこういうとき、純朴な表現をするのに結構役に立ちますし、全体に低速ですから一点に重たい雰囲気を与えるものではないと思います。フリーズは大きく印象をかえるので、最初から最後までの雰囲気ももう少し柔らかくなるでしょう。 フリーズアローひとつもなかったので、あるいは縛りを加えているのかもわかりませんが。(縛りはないと仮定してコメントしていきます) 詳しく見ていきます。 最初 オルガンの音はフリーズアローで表現してやるともっと柔らかい譜面になると思います。 3個おきに、フリーズアローの終点となるべき場所にオルゴールの音が入っています。 フリーズアロー終了時のインパクトを考えればこれは消しても十分だと思うのですが、ちょっと表現が足りないと思われるかもしれません。 ですので、その辺は好みで考えてみてください。 21秒〜 この部分は長音のオルガンが重畳してくる場所です。この重みを持って展開していくので、これも表現しない手はないと思います。 これもAAでフリーズアローを取ってやるといいと思います。3個押しにならないように気をつけて。 ×3 44秒 このメロディ、なんだか哀しみを誘う感じ。→↑↑↓↓でふっと沈むような、なんか夏の崖で景色を眺める雰囲気が出てきます。 その後主題の入りでは「ぽろろろろ」に対して配置があってもいいとは思いますが、このままでも構わないと思います。 この後主題部分はAAと矢印のみです。フリーズアローを入れて密度をあげると今度はマッチしなくなってきますので、無理に入れる必要はないと思います。 59秒と1分14秒は、音が伸びてシームレスに次のオルゴールの音に入っていく感じなので、そこにはフリーズアローあってもいいかなと思います。一応これ まででベースはつくっておきましたので、プレイヤーさんがその流れを感じつつ楽しんでくれることを願います。基本的に柔らかくキーを押す譜面ですから大丈 夫だとは思いますが。 最後 Zが入りますが、フリーズアローで終わらせると優しく収束していいと思います。 なんかNo.5といい、7ikeyの可能性を感じますね。 展開/配置・・・フリーズアロー関連×3:-1×3 計:-3 |
39 PIANO*GIRL ● (7) ◆piano.kl1s | 95 |
ズレ等 |
展開構成 |
配置 |
調和 |
主観点 |
22 |
30 |
28 |
15 |
25 |
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ミクが39番で、トリップがピアノ、ほう・・・! <ズレ> 概ねOKですが・・・、最後の方、3分20秒ごろから1フレーム遅れるような気がします。 <調和> ポップでリズミカルな感じが良く出ています。フリーズアローも適度な感じで、明るく伸びやかな感覚も添加しています。 速度はちょっと早過ぎると思うので、せめて3倍速スタートくらいにするべきです。(途中に速度変化がないので減点としませんが・・・) <譜面評価> OSTERさんの変態ポップピアノ曲(?)な感じですが、ここまであかるくあっさりまとめてくるとは・・・。かなりの力量です。 全体を通して荒ぶるピアノの疾走感と、同時押しなど(適宜変わります)によるリズム感が見事に混ざっています。 とりわけサビにおいては、基本的に4分テンポで何らかのオブジェクトが入っておりリズム感に寄与。この矢印も通常の矢印であったり同時押しであったり、ま たたとえばLをリズムとするなどといった固定をしていても柔軟性があるので、ピアノ表現にも良い影響を与えていると思います。 その他の部分でもフリーズ+矢印など、組み合わせたが適材適所に使われています。 この曲、7keyですらおにぎりいれまくる人かなりいると思うのですが、この譜面は押さえ気味。 なんで7keyでおにぎり押しにくいかは自明の理だと思うのですが、その分だけ、狙い撃ちできてかつ決まったときの爽快感は格別です。 まあコンボブレイカーみたいなおにぎりはありましたけど・・・。 驚くべきは、最初から自重しない配置なのに後半でもまったくだれてこないところ。曲の功名もあるでしょうがね。 一つ目は、単純に難易度が後半になればなるほど上がるため。まだ密度上げられるのかとびっくりでしたが。 ふたつめは、上記のとおり基本的には複数の基本要素の混じった配置になっていますが、区切りの部分はむしろ単純なパータンになっているものが見受けられます。このように区切りを堅実にやっていくことがいかに大切かということがよくわかります。 また、とりわけフリーズアローを見ているとわかるのですが、部分部分での旋律の上下が、旋律のピアノを踏まえた形で結構意識されていて、見た目にも気持ち にもいい感じ。加えてサビは4小節が一区切りと言えると思うのですが、その区間の終わりの方に伸びていく感じでフリーズアローが挿入されているイメージで す。したがって、切れ目がいい=リズム感がいい、と感じるのだと思います。 (基本的にフリーズアローは何らかの矢印と一緒に使われていることも一因だと思いますが。フリーズアローの終点にもあえて矢印挿入しているのもいい感じ。) 全体的に、柔軟性をもちつつもある程度システマティックに構成されており、非常に絶妙なバランスで成り立っている譜面だと思います。 制作順序としてはピアノ→リズム感の醸成か。 ちょっと気になった部分を述べておきます。 1分5秒頃 3個ワンセットの3つめ。SDFとなっていて、他の部分が左右の手に分散させた配置になっている中で目立っています。 なんだこれとかずっと思っていたのですが、曲をよく聞いてみると納得できました。音程的には下がる→上がる→下がる・・・の繰り返しで、SDFの部分が音程の底になるわけですね。 今気づいたけど「下がる」音程をKJFで表現しているのはおもしろいなぁ。上に凸のグラフみたいな感じでw 余談ですが、この直後の間奏部分、いつも微妙にコンボ繋ぎきれなくて悶絶。 1分半ごろ 短フリーズが続いています。これだけの譜面を作れる方ですから、なにか意味を持たせているに違いないと踏んではいますが、意図は読み取れませ んでした。見かけ上取ってる音を分かりやすくしているだけなのかもしれませんが、他の部分はそうしていないだけにちょっと違和感。個人的には和音部分と最 後のJLだけはフリーズアローでもいいと思います。 2分半〜2分50秒頃 このピアノ地帯、KLではなくあえてJLにしている場面が見えます。直後のKLトリルを強調するためでしょうか・・・。 そもそもKLトリルについては、さりげなくアクセント、その割には配置が目立つという難しいポジションに居るわけで、KLトリルというのはベターな選択だ と思います。一応他の配置パターンも挙げておくと、LKトリルないしKJトリル。基本的に右端の矢印をベースにつくっていく感じです。 配置・・・-1×2 計:-2 |
40 閻〜少女ノ夢、虚無ノ世界〜 (7) ◆y.sfWs8W9Q | 77 |
ズレ等 |
展開構成 |
配置 |
調和 |
主観点 |
15 |
26 |
23 |
13 |
-15 |
||
<ズレ> 40秒ほどで1フレーム早まります。高難易度なのでどうしても目押しに頼ってしまい、目立ちにくいですが。 <調和> 速度3.5倍速はちょっと面食らいますが、この密度なら仕方ないかなと思います。 ただ3倍でも十分にプレイ可能でした。 <譜面評価> 上のNo.39の作品と好対照で、こちらの譜面はかなり形式ばった感じ。よく言えばわかりやすく硬派な表現、悪く言えば凝り固まっている。形にもある程度こだわりがあるように見えます。 やりこみ型の譜面だと思いますのでそれを踏まえてレビューします。 25秒〜 SとLでそれぞれまったく関連のない音を同時に取らせるって、なかなか鬼だと思います。ステレオ感も演出しているようです。 この辺がやりこみ譜面と言えるゆえんです。 1分24秒〜 縦連です。 上記二つ、難譜面だったりスコアタ譜面だったりするならいれてもいいと思うのですが、表現を競う場においてはふさわしくないと思います。 構成的には前者は見た目はきれいですし気合と根性でどうにかなるのでまだ大丈夫(ただ、なれないうちはしょんぼりします)、後者は直後におにぎり含めた階段という巨大な流れがあるので、一応縦連部分だけ出っ張るということはな いようです。ただ、縦連部分は特定の表現を強力にしたぶん、付随のものがばっさりカットされていますから、打てなかった場合反動でかなり残念な気分になっ てしまうことはありえます。(というか自分がそうです・・・)少なくとも万人に伝えられる表現ではないと思います。 また、最後通常の旋律に縦連4個混ぜていますが、これは本来5個のはず。おそらく交互押しの配置の関係でひとつずらしたのでしょうが、これだけインパクト の強い配置をしているのだから、最後まできちんと取らないと段差を感じてしまうと思います。自分のプレイした感覚だとこの辺がすごく微妙です。縦連に1個 足したら交互押しがうまく決まらない気がして。結局のところ、縦連ラスト1個はあえてとなりの矢印にしてやるのが妥協点だと思います。 14秒ごろ ピアノをひたすらとっていますが、「わかりやすさ」で言えば、FJFでドラムを取って、次に続く矢印をひとつ削ってピアノにつなぐ、としたほうがすっきりすると思います。現状でも取れる人は十分に楽しめると思います。LKJFDSがかなり大きな勢力を誇っていますので。 また、4分のSが2回、規則的に入るようにわざと配置しているようにも見えてきます。実際に打っているときは気づきませんが。 48秒〜 音程の周期に合わせて譜面も同じ配置で周期的に繰り返す。ここは見事な表現だと思います。 ところが途中に挟まる、54秒・1分6秒といった「てれれれれん」は、次の展開につながる重要な音であるだけに、もう少ししっかりと表現して欲しかったと思います。今のままでは埋もれてしまっています。 原因の一つとして、「てれれれれ」→別の配置、と言うように余韻を許さない配置になっているからだということが挙げられます。続く配置が当てている音は 「てれれれ」で一旦落としたものを引き上げるような音程、すなわち次の展開につながるものになっていますから、こちらもうまくミックス出来れば相乗効果を 生むのですが、現在では潰し合いになっています。「てれれ」後の配置が上昇基調になっていないためだと思います。 (ここで言う上昇基調とは、左手→右手の流れです。左手・右手それぞれの部分においては、配置の与える感覚を無視すれば、JKLにしようがLKJにしようが順番はあまり関係ないと思います) 難易度を保ったまま改善するのであれば、「てれれれ」の後の配置を変えてみるべきでしょう。 「れん」の部分は同時押しにしないで、そのまま矢印につなげます。例えばDSJDKFKL、ないし左右交互、右上がりにに押していく感じ。 おにぎりを挿入してみるのもありかもしれません。 そして次の「て」の部分のおにぎりにつなげる、というのはいかがでしょうか。うまくいかなかったらごめんなさい。 1分18秒 おにぎり+SLの配置です。このままでもいいと思うのですが、ちょっと物足りない気もします。展開は平らなままではないので、最後の3〜4個はDKをおりまぜてもいいと思います。符点4分の方でLDとしてみるもよし、16分の方でLDLとしてみるのもよしです。 直後の盛り上がりはおにぎり無くてもいいと思います。主旋律の方にシフトしていく部分なので、取るとしても同時押し程度(埋もれないよう)にしてあまり目立たせない程度に。また、配置は上記のように上昇基調にするべきだと思います。 1分38秒〜 階段部分。異様なまでの波を感じます。妙にはまっています。 ラストは逆に、今のようにカオスな配置にするほうが、いいと思います。 展開・・・48秒〜:-2、縦連:-1、上昇基調:-1 計:-4 配置・・・14秒頃:-1、縦連:-3、縦連個数不足:-1、1分18秒:-2 計:-7 |
41 ジオラマ (5) ◆JIqWm./U5s | 82 |
ズレ等 |
展開構成 |
配置 |
調和 |
主観点 |
14 |
28 |
27 |
13 |
5 |
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<ズレ> 四分間隔がずれまくりです。30秒ほどで1フレーム早まります。 ・・・と最初は書いていたのですが、よくよくプレイしてみると、なんだか気持ち悪いずれ方をしています。(5倍速でチェック) 例えば2番サビ前後。1分48秒ごろから全体的にタイミングが遅くなり1分55秒頃に底、サビに入った2分1秒頃からまた早まりだし2分5秒頃安定、そして1フレームほど戻って落ち着く感じ。1サビや2分58秒頃からラストのサビにかけても同様の現象が起こっています。 最初の10個の矢印それぞれが微妙にズレているのを見て、なんか嫌な予感はしたのですが。 傾向として、前奏・間奏:加速、Aメロ:維持、Bメロ:減速、サビ:加速、といった感じのようです。 正直これに気づけって言うのもかなり無理ありますが、2〜3フレームくらいずれるのも事実なので-10点くらいが落とし所です。 脳内でこれを打ち消せるのでプレイには支障ないと思います。 <調和> 全体的にシンプルな配置構成で、素朴かつストレートな表現になっていると思います。 後述の2番Bメロの部分だけちょっと浮いている感じですが、概ね曲の雰囲気が出ていると思います。 <譜面評価> 素朴でシンプルさのなかにある、軸やおにぎりと同時押しのコンビネーションによるリズム感にセンスを感じます。 速度早めなのも相まって、しつこくならない程度におさまっています。 また、サビでよくわかるのですが、そういった韻の踏み方やそれぞれの旋律のつながり・流れを意識した配置になっているように思います。 つまり、周期的なリズム(おにぎりなど)を介し、複数のかたまりが打ちやすいように並べられているということです。 展開に関しては、Aメロ・Bメロ・サビの各部分で配置に差をつけてありますし(とりわけBメロはリズム感を抑えて流す感じ)、それぞれの区切りにおいても、しっかりそれとわかる配置になっています。例えばフリーズおにぎりを使うとか。 (厳密に言えば、区切りの配置でなんとなく気づいて、その後本格的に次の部分に入ったときに納得する感じです) また、曲が進むにつれてフリーズアローが数を増してきます。意図的かどうかはわかりませんが、現状程度の密度・速度であれば、曲に重みを付加する効果があると思います。韻踏むのがうまいので、フリーズアローがむやみに重たく感じないのも一因でしょう。 基本的にこの流れがたもたれていますので、気になった点いくつかとその他軽く触れる程度に致します。 1Aメロ 4音かたまり→同時押し+単押し→フリーズの短時間完結構造です。 1Bメロ フリーズおにぎりで「入り」を予感させ、全体的にフリーズメインの構造。後半部分では同時押し短フリーズで雰囲気を作って、その後普通矢印の同時押し→同方向混ぜ気味の単押し+フリーズアロー、と少しずつとがった表現にしていくことで、自然とサビへの道を形成します。 同時押し短フリーズで雰囲気をつくるって言うのがかなり高度ではないでしょうか。おそらく前後をがっつり空けているからでしょうが。 そして極めつけはフリーズおにぎりでしっかりけじめを付けます。 2Aメロ おにぎり+同時押しで1Aメロよりさらにリズム感強化。この曲のこの部分の場合、ガッツり入れて問題ないはずです。 2Bメロ 16分を挿入していますが、これはちょっと浮いています。ここだけがやたらと密度が高くなっているため、この配置の当てている音に対してやたらと目立ってしまっています。 サビ入り直前 「その日」の部分にもう少し余韻をつけたい。結構高度な注文ですが、「に」を→フリーズに仕立てるなどが挙げられるかな。 1サビでは矢印のみでサビに導入していましたが、2サビではおにぎりになります。フリーズアローの表現域を考えたのだと思います。 サビ 旋律→リズムといった流れが例えば1分11秒、同17秒にみられます。 その後の間奏では、目立った音は入っていないのにうまいこと韻を踏んでいるのが1分24秒地点の↓←にみられました。 2サビ、ラストサビではフリーズ増やしています。 3分1秒 個人的な趣味で→↓←は→↑↓の方が好きです。 3分13秒 上記のリズム的な軸は例えばこういう場所です。なるほど、両手押しプレイヤーには嬉しい感じかも。 ラスト ↓フリーズ+フリーズおにぎり。当てている音の割に強調しすぎだと思います。ここはもっと消え入りそうな感じにする必要があります。 それで、配置の繋がりによっては打ちにくくなる↑フリーズを使いたい、しかしそれでは直前の左右フリーズからのつながりがちょっといまいち(がくんと段差がある感じになりそう)なので、←↓フリーズ同時押しに変更するのはどうでしょうか。 最後の音をふわっと浮かせたいので、直前は安定感も大事ですが、左右同時押しのように安定し過ぎるとまずいと思います。 またこの部分、8分か16分程度の短いフリーズアローが2個入っていますが、これの終点は次に続くフリーズアローの始点に合わせたほうがちょっとリズムっぽいのが入っていいかもしれません。 展開・・・2Bメロ:-2 計:-2 配置・・・サビ直前余韻:-1、2Bメロ:-1、ラスト:-2 計:-3 |
42 カドゥケウス (5) ◆UTUU00000. | 87 |
ズレ等 |
展開構成 |
配置 |
調和 |
主観点 |
17 |
26 |
29 |
15 |
10 |
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トリップが神がかっている・・・。 <ズレ> 1分ほどで1フレーム早まります。 <調和> ギターの重さ、ドラムのリズム感がよく出ていると思います。 <譜面評価> 3パートを3回ループする曲ですが、たとえば区切りのギター部分は2回目と3回目を前後半のどちらかは似ている形(軸、フリーズは左右反転)にしておきな がら、もう一方の部分で違う配置方針にするなど、繰り返し展開に関してはレパートリーも広くまた自然な難易度上昇も見られ、かなりいい感じに仕上がってい ると思います。繰り返しのカッティングギター部分を挙げましたが、ここは3つの繰り返しの中でも結構はっちゃけて配置しているような気がします。 ほか、余韻の残るような同時押し、音に伸びやかさを加えるフリーズアロー、リズム感的なアクセントとなる16分×3の配置など、曲を楽しみながら自然と打てるよう考えられています。 ところが、そのループから部分的に外れるところに関しては、微妙な面もみられると思います。(後述) 長期的なブロック構造の展開はうまいのですが、短・中期的な展開はそれにやや劣るというわけです。 区切りに関してはすぱっと配置を変えているので比較的分かりやすいと思います。密度もそんなに高くありませんし、十分について行けると思います。ちょっと 特殊なリズムにもよく対応しています。システマティックっぽくて、でも実は一部柔軟にはっちゃけてみた感じの譜面で、全体的によく出来ていると思います。 細かく見ていきます。 27秒 縦連→ピアノ階段への流れは曲の流れ的には納得できますが、その比が1:3になっているのはアンバランスでいただけないです。 ただ、そのまま縦連続けるのも変な話ですから、例えば30秒部分から↓→↑↑↑→↑→↑↓←↓(フリーズ)→(フリーズ中に)↑↑ みたいな感じで、現状の配置に縦連を混ぜ込んでやればいいと思います。 30秒・38秒 上記の伸びやかさを与えるフリーズアローとは、例えばこの辺。59秒の同時押しからのフリーズアローもこれの一部と言えると思います。短めなので全体にボディブローを与えるほどでもありませんから、いいアクセントです。 50秒 →フリーズ+おにぎり×3なのですが、このフリーズアローが不思議な感じなのです。とりわけ目立った音に対してあてているわけでもないですし。矢印側が引っ込む感じで、おにぎりを引き立てているようなイメージ。 59秒 先ほど述べた、余韻の残るような同時押しとはここのこと。しかし余韻を残してなめらかにつなげながらも、ラストにフリーズでオチ(沈み)が綺麗につき、そのままループするって言うのはすごいこと。短時間の間にうまく浮き沈み(区切り)を付けているのは特筆すべき。 1分8秒 ドラム乱舞に対し同時押し+単押し。速度早めなので同時押しも必要以上に重たくならず、このくらいがいい感じにカオスってていいと思います。もしよりぶっ飛んだ感じにしたいのなら、同時押しをひとつ飛びにおにぎりへ変更し、交互に出せばいいと思います。 1分半頃 上記のアクセント的リズムはこの辺によく見られます。うまい具合に拍に合うように配置してあるので、1音目ためてその後パラッと済ませるとか、3音すべて軽くやってみるとかその人なりのアレンジが結構しやすく楽しめると思います。 2分〜 3ループ目のギター。ここは簡単目から特殊リズムへつなげて展開。特殊リズム部分はおにぎりと合わせ技なので、ぱらぱらと自然に軽く、そして気持ちよく押せると思います。(へたに矢印で表現しようとすると、表現の幅に限界があるんですよね) 2分25秒〜 ラストの部分。おにぎりに肩透かしを食 らった気分です。これから加速して一気に終わるぞーというときに、おにぎりが1小節ごと、しかも小節の真ん中に入っていると、悠長な感じがして少し合わな い。せっかく使えるはずのおにぎりブースターがうまく発動していません。初めは2分ごと、現在入っている最後のおにぎりからは4分として盛り上げたほうが きれいに終われると思います。 展開:27秒:-2、ラスト部分:-2 計:-4 配置:ラスト:-1 計:-1 |
43 oh my cat!!!!! (7i) ◆weFTK00TeQ | 99 |
ズレ等 |
展開構成 |
配置 |
調和 |
主観点 |
25 |
31 |
28 |
14 |
25 |
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<ズレ> 特に見られないと思います。 <調和> 今回投下された他の7ikey作品と比べると、ごく一部で若干左手が右手の補助に回っている感じはあって、ちょっとツメが甘いかも。 しかしながら、例えばラストのドラムの表現は見事で、逆を言えばドラム等をうまく表現しているとも言える感じで、大変レベルの高い作者さんだと思います。 両手を使う譜面は7ikeyに限らず、その間にある壁をなくしつつも役割分担がみえるという高度な能力が求められますが、この曲はかなり高いレベルで実現 していると思います。 <譜面評価> 非常にリズミカルで楽しい譜面だと思います。この曲もまた繰り返しの多い曲ですが、かなりレベルの高いまとまり方をしています。 形を保ちつつも曲の進展に合致したアレンジが加わっている一方で、まったく同じ配置を持ってくる部分があるなど個人的な理想にかなり近い構成になっています。 全編を通して、右手はギターで左手はその他の音となっていますが、繰り返しのブロックが長くなって飽きが来る可能性があるときは、柔軟に役割を変えたりしています。後半に行くほど同時押しの割合は高めか。展開に関しては文句なしで、あとは細かい配置の吟味です。 0:09〜/1:23〜/2:13〜 最初の部分は同時押しで緩めかつ重めに導入。リズム感よく導入するために、8分の矢印はなくてもいいかも。この部分で結構ギターとドラムが合わさったとき のの重みが決定されているような気がします。ところで、こういった同時押し意外と汎用性高いですよね。締め(盛り上がりなど)にも使えますし。 22秒地点など:最初の2つは↓X↑で地を蹴って力強く進むようなドラムが演出されます。 30秒からはこの部分は(↓X)←→に単純化されます。またこの秒数の付近は若干打ちづらい気がしましたが、オートで何度か流していると、なんとなくドラムのこもった空気感が表れているような気がしてきました。むしろ慎重にうたせることでうまく響くのかもしれません。 2回目に関してはドラムで同時押しをガンガンいれています。あてている音のインパクト的に、矢印同時押しでぴったりだと思います。 0:39〜/1:52〜 ↓←↓などの交互押し3個セットがいくつか連なって、片足浮いたような旋律を奏でた後、同時押しでどんどんと2つ床を底上げする感じ。 ただし、一つ目の3個セットはラスト1個に関しては、他の部分と同様にちょっと配置変えてもいいと思います。 例えば、↓←↓ ↓←↓ ↓↑↓で同時押し。(同時押しが最後にかぶってくるので、その分配置変更を早めに行う感じ) また、49秒のフリーズアローで一旦大幅に落とした後、同様に繰り返している部分の表現も見事です。 1:52の部分はとりわけ←↓(↑→)の力強さがミソ。この後ドラムを同時押しで取るという、典型的でありながら最近ではちょっと新鮮な感じの配置です。 この作品においても、もしこの部分カオスにしたかったらおにぎりと同時押しが交互に現れるようにするといいと思いますが、この曲は秩序だって周期的に同一 方向に上昇するイメージが欲しいので、あまりうまくいかない気もしますが。しかし←↓(↑→)←↓ (↑→)と続く2回目の部分に関しては、若干音が違いますので、(↑→)ではなくAAとの同時押しにするとより深みが出ると思います。イメージ的には1回 目で前足スタンバイ、2回目で後ろ足スタンバイな感じ。また、こうすることで、ではなの同時押しとその後の同時押しのドラムは違うということも印象づけら れると思います。(現状ではちょっとかぶっている感じはする) 以上2箇所の部分はギター部分が速度早めになるように調整されており、ギターの力強さを盛り上げメリハリをつける効果が出ています。 0:59〜 フリーズアローがかなり目立つ部分。同時にAAも配置されていますが、どうしてもAAの押し下げ感が強いので、矢印のフリーズアローだと若干違和感。ただ し、矢印への流れ・リズム感との兼ね合いもありますから難しいところ。妥協点として、1:09といった比較的長めの部分でAAのフリーズを導入してみては いかがでしょうか。 2:11 ここまで密度あげているのだから、(ZC)(ZC)でなくとも、ZCZCでいいと思いますが・・・。 ラスト AA2個→矢印1個、AA1個→矢印2個とする配置、打鍵感的には似たもの同士なのでうまいこと考えたと思います。見た感じなんか楽しいですしね。 そして最後のドラムの収束は見事。 展開・・・+1 配置・・・最初の部分:-1、22秒など:+1、39秒〜:-1、59秒〜:-1、1分52秒:-1、2分11秒:-1、ラストドラム:+2 計:-2 |
44 Angel Falls (7) ◆GirlSkaDQ. | 85 |
ズレ等 |
展開構成 |
配置 |
調和 |
主観点 |
15 |
29 |
28 |
13 |
5 |
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はからずも、最後の曲がエンディングっぽくなりました。 <ズレ> 1分ほどで1フレーム遅れてきます。 その後1分20秒すぎの3連符地帯でタイミングが早まりデフォルトとほぼ同じ状態、ピアノ地帯が終わると同様にずれていきます。 加えて2分43秒頃からタイミングが早まり、ラストの展開部では1フレームほど早い状態です。 <調和> 初期倍速3.5倍です。ある程度意義が認められれば大丈夫だと思うのですが、後半部分の最高速地点も、もう少し速度下げても十分だと思ったので減点です。だいたい2.75〜3倍でも十分。 ピアノの醸す空気感・リズムはよく表れていると思います。 <譜面評価> 配置方針としては、FJという中心の矢印同士の組み合わせは避け、なるべく遠めな感じでピアノっぽさがより出ている感じ。 大きな展開は、1分50秒のおにぎりフリーズアロー+減速。この前後で印象が若干変わります。またこの場所を境にしてゆるやかにラストへと拡散していくような感じです。自然な難易度上昇もそれに含む。 この譜面はどういうわけか細かい配置には目が向かず、もっぱら雰囲気を楽しむような感じです。丁寧な作りです。 この曲に対する譜面のイメージとしては、これがひとつの完成形だと思います。 28秒 8分3つ、これはドラムと共にうねるような音も表現されているようで気持ちいいです。この辺は上記の配置方針がよく見える場所だと思います。 54秒など フリーズおにぎり、フリーズを離したときのインパクトがスティック音みたいなものにうまく合致。好みにもよりますが、Fとか入れてみてもそれなりに合うと思います。フリーズを離したときのインパクトだけで十分に表現できるぎりぎりのラインだろうと思います。 1:06→1:24→階段 こういった重要な展開部は丁寧にとっています。Sフリーズアロー+おにぎりで2回きちんととっているので、直後の階段からの3連符がよく生きてくるのだと 思います。曲に忠実にした結果でしょうが、わざと同じ配置にしているので効果倍増。もし1回だけしか取っていなかったり、また2回で配置が違ったりすれ ば、20秒スパンの比較的長い範囲でイメージを持てないので、どこか性急なイメージを与える恐れがあります。 1分50秒 このフリーズおにぎりがかなりの浮遊感。ふわふわもちもちな感じ。前述のとおり、ここを境にリズムっぽいのが少し増えます。 3連符2回目 こちらは1回目と違って右上がりの階段風味。(JL)などによる高音も付加。配置はそれほど変わっていないのに、雰囲気がかなり変わっています。同時押しの力はすごい。 ラスト 同時押しを絡めた配置、そしておにぎりをはさん だ後の8分など、なんとも言えないいい雰囲気です。最後のたたーん、たたーんとおにぎり+矢印で上昇していくところは、おにぎりばっかりだと若干打ちにく い面もあると思うので、(LK)→(JK)(もしくは逆)というような同時押しの流れも置換してみてはいかがでしょう。 そして最後のSフリーズ。一気に速度が下がるとこの譜面には似つかわしくない段差が出来てしまいますので、1分50秒のフリーズおにぎりで見られるような ゆるやかな変化をさせるといいと思います。もしかすると、さっと拡散させたいイメージがあったのかもしれませんが、個人的には流れを見た上でやさしく終わ らせたい。 「ラスト」の欄でも触れましたが、速度変化はかなりなめらかについています。出っ張っていないぶんだけ、この不思議な空気感を醸し出しているのでしょうね。 展開・・・ラスト部分:-1 計:-1 配置・・・ラスト部分:-1と-1 計:-2 |